スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズは4月29日にNZで開催される、ラウンド10・チーフス戦の試合登録メンバーを発表した。LO真壁伸弥(サントリー)、FL布巻峻介(パナソニック)が初先発を果たす。
1 PR 稲垣 啓太 ( 14 )
2 HO 木津 武士 ( 15 )
3 PR 伊藤 平一郎 ( 7 )
4 LO 真壁 伸弥 ( 8 )
5 LO サム・ワイクス ( 95 )
6 FL エドワード・カーク ◎ ( 61 )
7 FL 布巻 峻介 ( 2 )
8 NO.8 ヴィリー・ブリッツ ( 29 )
9 SH 田中 史朗 ( 50 )
10 SO ヘイデン・クリップス ( 6 )
11 WTB 笹倉 康誉 ( 10 )
12 CTB デレック・カーペンター ( 18 )
13 CTB ウィリアム・トゥポウ ( 17 )
14 WTB 後藤 輝也 ( 1 )
15 FB 松島 幸太朗 ( 8 )
16 HO 庭井 祐輔 ( 6 )
17 PR 山本 幸輝 ( 9 )
18 PR 浅原 拓真 ( 19 )
19 LO ヘル ウヴェ ( 5 )
20 NO8 ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ ( 3 )
21 SH 矢富 勇毅 ( 13 )
22 SO 田村 優 ( 18 )
23 WTB ジェイミー-ジェリー・タウランギ ( 18 )
「チームは今、ニュージーランドのチームはどう挑んでくるのかを理解している段階」フィロ・ティアティアヘッドコーチ
今週チームは、ウェリントンで天候にも恵まれ、とてもいいトレーニングを行うことができました。今回のニュージーランド遠征で、クルセイダーズ、ハイランダーズと戦い、たくさんの学びがあり、今もなお、学び続けているという段階です。ニュージーランドのチームは、南アフリカのチームと体形やプレーも全く違います。昨年戦ったオーストラリアのチームとも違います。
今、サンウルブズは、ニュージーランドのチームというのはどのように挑んでくるのか、ということを理解している段階です。また、今週戦うチーフスは、これまで対戦した、ハリケーンズ、クルセイダーズ、そしてハイランダーズとも異なるチームです。我々が経験したことのあるラグビーとは全く違うプレーで挑んでくると思います。準備の段階でも分析の方法なども異なってきますし、それは大変興味深いことです。チーフスは長い歴史を持ち、素晴らしい情熱、レガシーを持っているチームです。今週末、本当にエキサイティングな挑戦が待ち構えていると思います。
「パフォーマンスを80分間活かしきっていく」エドワード・カークキャプテン
今回のニュージーランド遠征では、初戦のクルセイダーズとは大変タフな試合となり、そこからたくさんの学びを得ることができました。そして先週のハイランダーズ戦では、その学びを踏まえ向上することができました。しかし、まだまだ向上しなければいけない点はあります。この3週間のニュージ―ランド遠征で得た学びを活かして、この週末、チーフスに対して挑んでいきたいと思います。チーフスは今週、ハングリー精神を持ってホームに戻って来ていると思います。我々はいいパフォーマンスを残してニュージーランドを去り、次の遠征に進むことができればと思います。パフォーマンスを80分間活かしきっていく、ということにフォーカスしていきたいです。
「体が馴染んできた。少しずつ向上している」LO真壁伸弥
これまでは南アフリカのチームとの対戦が多く、ニュージーランドチームのスピードに選手は非常に驚いていましたが、ハイランダーズ戦で体がなじんできた点もあり、少しずつ向上してきました。次のチーフス戦ではもっとレベルアップして、自分たちのやりたいラグビーを出していければと思います。
個人的には、日本協会の「ATQプログラム」でニュージーランドに留学した際、チーフスの選手らにラグビー楽しさや、生活の一部としてラグビーが入ってくる環境を学ばせてもらったので、そのチーフスに対して恩返しの気持ちも含めて、自分達の力を100%発揮できればと思います。
(今年のサンウルブズについて)組織として大きくなり入れ替わりがある中でも、一人一人役割をしっかりと理解しようと努力しています。去年は少人数でのファミリー感はありましたが、今年はもっと大きな組織で同じものが築き始められており、日本ラグビーがいい方向に向かっていると思います。
「今週、チームはやる気に満ち溢れている」FL布巻峻介
ブルズ戦を終え、次のクルセイダーズ戦では少し後退してしまった部分がありましたが、ハイランダーズ戦で少しステップアップできたので、今週のチーフス戦では、もう一度チームとして団結しなければいけないと思っています。先週、勝負としては負けてしまいましたが、手ごたえを掴めた部分もあります。チームは今週、やる気に満ち溢れています。