サンウルブズ悔しい5連敗・求められるプレーの精度 | ラグビージャパン365

サンウルブズ悔しい5連敗・求められるプレーの精度

2016/04/03

文●編集部


ここまで勝利がないサンウルブズは、初のアウェイ戦となる南アフリカ・ポートエリザベスへ乗り込み、同じく今シーズン未だ勝利のないキングスと対戦した。ここまでの両チームの戦いを見ると、サンウルブズにとって初勝利を狙えるチームして期待されたが、スピードあるアタックでディフェンスを破られ失点を許し、スクラム、ラインアウトとセットプレーでプレッシャーを受け、トライをとりきることができず、28−33と接戦をおとし開幕から5連敗を喫した。

自陣のラックのターンオーバーから失点を許す



サンウルブズのキックオフでゲームがスタート。キックオフボールをキングスが蹴り返し、接点でノックオン。いきなりサンウルブズボールのファーストスクラムとなる。ガッツリと組まれたスクラムからSOピシがキックをするも直接タッチを割ってしまい、キングスボールのラインアウト。

キングスが22m陣内にボールを蹴りこみ、さらにボールをキープしオープンサイドに展開しゴールに迫るもFBフィルヨーンが相手を押し出しトライを防ぐ。しかし直後のブレイクダウンでサンウルブズがボールをターンオーバーされ、スーパーラグビー100キャップを果たすキャプテンのLOサイクスにトライを決められ先制をゆるす。

 

不用意なペナルティでリードを広げられるも、キックオフボールを大野が競り勝ちマイボールにしチャンスを掴む

7分、自陣22m手前でLOティモシー・ボンドが不用意なペナルティでPKを与える。キングスはショットを選択しSOフーシェが決めて10−0とリードを広げる。直後のキックオフボールをLO大野均が競り勝ちマイボールとすると、WTBロロヘアがポイントをつくり、ボンド、フィルヨーンでフェイズを重ねるとキングスがペナルティ。SH茂野がクイックスタートでPR稲垣がゲインをきり22m内側へ。さらにフェイズを重ねるとキングスがノットロールアウェイのペナルティ。ピシがしっかりとPGを決めて3−10とする。



 

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