25日、スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズは、ミクニワールドスタジアム北九州でプレシーズンマッチを行った。結果は13トライ81得点で大勝をしたが、結果よりも「これからシーズンが始まる」ことを選手もスタッフも強く感じたようだ。
シオサイア・フィフィタ(天理大)が4トライを決めただけでなく、齋藤直人(早稲田大)のプレーも存在感を示した。ただ相手も準備する時間のない中で作られただけに、来週1日に対戦するレベルズとは比較することは難しい。世界トップレベルの壁、移動距離の長さ、コンディショニング。2016年から積み重ねてきた経験とノウハウを活かして、1勝でも多い結果を残していきたい。
試合後、大久保直弥ヘッドコーチは、
「私自身も今日のプレーを見ないと、わからないところが多々あった。3週間、選手は毎日毎日、昨日の失敗から学んで、日々成長するという気持ちの選手が多い。今日の試合、ゴールではなくて、本当の意味でスーパーラグビー始まるぞと、チームのスイッチがもう一つ入ったなと感じた。まだまだやるべきことありますが、このメンバーで、忘れられないシーズンを送りたい、日々努力していこうとシーズン終わるまで変わらない。引き続き成長していきたい。」
と前向きなコメントを残した。