26日、スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズはハイランダーズと対戦。FWで圧倒したハイランダーズがボールを支配。さらにオールブラックス82キャップのSHアーロン・スミスがキック、ロングパスで翻弄。サンウルブズのミスタックルで次々とゲイン。トライを積み重ねていく。ホームのサンウルブズは後半、ウルフパックから合流したHO堀江翔太、攻撃のテンポを変えるためSH茂野海人を投入するも、ハイランダーズの厳しいプレッシャーでミスを連発。プレッシャーの中で思うようなラグビーをさせてもらえずノースコア。結局、8トライを決めたハイランダーズが0-52で完勝。サンウルブズはスーパーラグビー参戦後、初の零封を喫した。
「メンタルの準備が不十分だった」ヒトコムサンウルブズ、トニー・ブラウンヘッドコーチ
――この一週間の準備で後悔することがあれば
まあすべてですね(苦笑)。自分たちが100%の準備ができていないとNZのチームに50点差をつけられてしまう。メンタル的に準備が不十分な部分があった。
――相手に流れがいった展開でしたが、ハーフタイムにメンタル以外でどう打開するよう指示をしましたか?
前半の40分は、ブレイクダウンのノミネート、スクラム、フィジカル、コンタクトエリア、あらゆるシチュエーションで相手に負けていた。自分たちのゲームをしよう、ボールをスペースにしっかり運ぼうと話をしました。
――メンタルの準備不足という部分でなにか原因となるものは?疲労とか。
スーパーラグビーはとてもタフなコンペティションです。毎週ベストなコンディションで試合に挑むことは本当に難しい。今日は平均以下のパフォーマンスでした。ただ、来週、私達にはチャンスがあります。レッズとしっかり戦って、自分たちは強いチームであるということをファンの皆さんにも証明したい。
――今週ウルフパックからチームに合流した選手もいました。彼らのパフォーマンスと今後そういった合流する選手が増えてくると思うが、どんな準備が必要だと想定しているか?
(堀江)翔太や、(田村)優はとてもいいプレーをしたと思います。フレッシュな選手がチームに入ってくることはチームにとってもいいこと。次に誰がくるかわからないですが、しっかりと準備をしたい。23人ベストなメンバーを選んでいきたい。