スーパーラグビーに参戦する日本チーム「サンウルブズ」は、15日、チーターズと対戦した。ここまで勝利のないチームはさらに厳しい状況で試合に挑んだ。PR稲垣、LO真壁、WTB山田という攻撃、ディフェンスの主力が負傷により戦線離脱、さらに南アフリカでのアウェイ4連戦の最終戦、疲労面でもピークに達していただろう。さらに標高が高く、ブルームフォンティンでの対戦。多くの選手が、前半から肩で息をする場面が映されていた。
チーターズとは第3節に対戦しており34−35と接戦。しかし、今節はチーターズの主力選手が戻ってきたこととBYEWEEK明けということで試合開始からプレーの精度でサンウルブズと大きく差をつけトライを量産する。
3分にSOトゥシ・ピシのPGでサンウルブズが先制するも、直後の6分、出足良いチーターズディフェンスにCTB立川理道がプレッシャーを受け自陣22m内側でスローフォワード。チーターズはスクラムでプレッシャーをかけサンウルブズのコラプシングを誘うとPKをタッチに蹴り出しゴール前5mのラインアウト。このチャンスでチーターズはラインアウトモールを決め、トライ。
さらに8分、接点でチーターズのプレッシャーを受け、サンウルブズが自分たちのリズムでアタックできない中、敵陣10mでボールを奪われると、そこから一気に独走を許し2本目のトライ。15分にも同じように敵陣22m手前でボールを奪われ一気にチーターズに攻めこまれ、止めることができず3本目のトライ。