熱狂と興奮のオールブラックス戦から1週間。日本代表は11月9日、エジンバラのマレーフィールド競技場でスコットランド代表と対戦する。
対戦成績は1勝6敗。
日本とスコットランドの対戦史は、1976年の日本代表欧州遠征に始まる。
日本から見たキャップ対象試合は以下の7試合。
1976/9/25 日本 9-34 スコットランドxv (エジンバラ)
1977/9/18 日本 9-74 スコットランドxv (国立)
1986/9/27 日本 18-33 スコットランドxv (エジンバラ)
1989/5/28 日本 28-24 スコットランドxv (秩父宮)
1991/10/5 日本 9-47 スコットランド (エジンバラ)RWC
2003/10/12 日本 11-32 スコットランド (タウンズビル)RWC
2004/11/13 日本 8-100 スコットランド (パース)
対戦成績は1勝6敗。1勝は無論、1989年、宿沢広朗監督が率いて歴史的な勝利を飾った1戦だが、この試合は、スコットランド協会は正式なテストマッチとして認定していない。
スコットランド側がテストマッチとして認定しているのは、1991年と2003年のワールドカップでの対戦、そして2004年にパースで行われた一戦であり、日本はこの試合で屈辱の100点ゲームを喫してしまった。今回の対戦は、それ以来9年ぶりの対戦となる。先週のNZ戦は、過去の大敗の歴史にピリオドを打つための対戦だったが、その意味では今週のスコットランド戦も同じだ。
そしてスコットランドは、日本が来年4―5月のアジア予選を勝ち抜けば、2015年ワールドカップで対戦する相手だ。先週のNZ戦に勝るとも劣らない重要な位置づけの試合といえるだろう。
スコットランドの2011年ワールドカップ以降のテストマッチ成績は以下の通りだ。