オールブラックス戦にむけてエディHCが強化したかったポイントとは(前編) | ラグビージャパン365

オールブラックス戦にむけてエディHCが強化したかったポイントとは(前編)

2013/07/27

文●斉藤健仁


7月15日から19日にかけて、ラグビー日本代表は今年も長野・菅平高原で強化合宿を行った。11月2日の「オールブラックス」ことニュージーランド代表戦に向けて、5日間という決して長い期間ではないが、エディ・ジョーンズHCはどんな意図の下、どんな練習を行ってチームを強化したのか、探っていきたい。

エディHC就任2年目となる日本代表は春シーズン、アジア5ヵ国対抗は6連覇を達成したものの、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)となるとトンガ戦&フィジー戦に連敗し、そしてウェールズ代表との第1テストマッチでも敗戦。だが、ウェールズ代表との第2テストマッチ、PNCのカナダ戦、アメリカ戦と3連勝で締めくくった。そして、11月のオールブラックス、スコットランド代表とのテストマッチに向けて今夏も菅平高原で強化合宿を敢行した。「この強化合宿は、ワールドクラスの習慣を再構築して試合への準備をするという意味で非常に重要な位置づけです」(エディ・ジョーンズHC)

 

ダルマゾコーチの下、4回のスクラムセッションを敢行

合宿前、エディHCは「今回の合宿では引き続きストレングス、高阪スポットコーチによるセッション、そしてアタックオプションについて取り組んでいきます」とコメントしていた。7月18、19日と2日間だけの取材であったが、この合宿で、秋に対戦する強豪2ヵ国に対して、エディHCがどういった意図を持って、どんな練習に取り組んできたのかを探ってみた。

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