すべてのプレイスキックを成功させ、さらにゲームコントロールも久しぶりの公式戦であることを感じさせない安定したパフォーマンスでチームを勝利に導いた、埼玉ワイルドナイツSO松田力也。POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にも選ばれ、最高のスタートを切った松田が開幕戦を通じて感じたこととは。
やっと開幕できるということで、みんな楽しみにしていましたし、出遅れた分、1試合、1試合が大事になってくる中で、調子のいいキヤノンだったので、できることやろうとみんな言っていた。開幕戦だったので、細かいミスがあり苦しい展開になることもあったが、最終的に勝ちきることができて次につながるゲームができた。いいスタートが切れたと思います。
――2週間、ロックダウン中の過ごし方は?
本当に、2週間、まるまる何もしないわけにもいかないので、できる範囲の中でコンディションを上げてきたものを落とさないようにしていたと思いますし、どれだけ見ていない中でコンディションをキープできるかだと思うので、今日のタフなゲーム、2週間の使い方をみんなできたから勝ちきることができたという流れになった。みんな、僕自身も(コンディションを)落とさないようにやっていた。
――ディフェンスが良かった要因は?
ディフェンスの部分は、やっぱり、僕たちのワイルドナイツの伝統として根付いていたものですし、積み重ねてきたものは、2週間、休んだだけでは簡単に崩れなかったことが大きかった。仲間、みんなを信じてやった結果がノートライにつながったし、これまでの練習の積み重ねてきた自信を失わずにつなげられた結果じゃないかなと思います。