スピアーズがヴェルブリッツに勝利し首位に!新戦力WTB根塚洸雅がPOM「グラウンドで一番楽しんだ」 | ラグビージャパン365

スピアーズがヴェルブリッツに勝利し首位に!新戦力WTB根塚洸雅がPOM「グラウンドで一番楽しんだ」

2022/02/27

文●編集部


25日、リーグワンディビジョン1は第7節を迎えた。江戸川陸上競技場では、クボタスピアーズ船橋東京ベイ(スピアーズ)がトヨタヴェルブリッツ(ヴェルブリッツ)を迎え、激しいフィジカルバトルの末、41-20で快勝。これまで接戦を繰り広げてきたものの勝利することができなかった相手に点差以上の力の差をみせつけた。

この試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、この試合が公式戦初出場となったWTB根塚洸雅。2021年に入団したものの、昨シーズンは出場なし。今シーズンは前節のブラックラムズ東京戦で初先発に名を連ねるも、中止のため出場できず。再びセレクションで選ばれ、トヨタ戦で初先発となった。

バーナード・フォーリーのグラバーキックに反応した根塚がキャッチ。ルルーをステップで交わしラピースにパス。

バーナード・フォーリーのグラバーキックに反応した根塚がキャッチ。ルルーをステップで交わしラピースにパス。

体の大きな相手にも当たり負けしないフィジカルと思い切りのいいラン、ボールを持てば、空いたスペースを見つけゲインを続け存在感を出した。最も印象的だったのは、後半27分、FLラブスカフニのトライにつながったシーンだ。

SOバーナード・フォーリーのグラバーキックに反応し、転がるボールを手中に収めると、トヨタFBウィリー・ルルーをステップで交わすとタックルを受けながらもバランスを保ち、ラブスカフニへパス。2トライ2ゴール差にする、貴重な追加点を演出した。

FWがフィジカルバトルで優位に立ち、立川理道はじめ、バーナード・フォーリーなどトップレベルの選手たちが若武者をのびのびとプレーできる状況を作り出したチームの好調が支えた部分もあるが、それでも初出場というチャンスをしっかりとものにした根塚は、試合後「自分のいいところも悪いところもあった。いいところを皆さんに見てもらえた。グラウンドで一番楽しんだんじゃないかな」と話し、マスク越しでもわかる満面の笑みを浮かべた。現在絶賛成長中の新戦力である根塚が話した、試合後の会見を余すところなくお届けする。

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