第15節まで2位を守ってきたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。5月7日(土)、最終節の対戦は同じカンファレンスAに所属する3位の埼玉パナソニック ワイルドナイツだった。2006年度以来、約15年の間、勝利できていないディフェンディングチャンピオンに対して、前半は7-8で折り返し、後半30分まで14-14と接戦を演じた。
だが後半の残り10分、「小さなほころび」(SO岸岡智樹)が出てしまい、相手に3トライを献上して14-35で敗れた。順位は入れ替わり、リーグ戦を終えてワイルドナイツが2位、スピアーズが3位となったが5月22日(日)、両者はプレーオフ準決勝で再び相まみえることになった。
スピアーズにとって王者相手に70分までキッキングゲーム、ディフェンスで互角に戦えたことは大きな自信となるはずだ。この試合の反省を糧にスピアーズは再び2週間後にワイツドナイツに挑む。