ワイルドナイツ対サンゴリアス、序盤の戦いを「実勢スタッツ」から読み解く!リーグワン最初の大一番「全勝対決」展望 | ラグビージャパン365

ワイルドナイツ対サンゴリアス、序盤の戦いを「実勢スタッツ」から読み解く!リーグワン最初の大一番「全勝対決」展望

2022/02/25

文●大友信彦


リーグワン最初の大一番といっていいだろう。
埼玉ワイルドナイツvs東京サンゴリアス。トップリーグのラストシーズンとなった昨季のプレーオフ決勝を戦った両雄は、新生リーグワンでもツートップとしてリーグの先頭を走っている。

両チームのここまでの足取りを見てみよう。
サンゴリアスの足取りは順調だ。(○=勝点4、◎=同5の勝利)

第1節 ○60-46 ブレイブルーパス東京
第2節 ◎50-8トヨタヴェルブリッツ
第3節 ◎中止(21-0)静岡ブルーレヴズ
第4節 ○36-33 ブラックラムズ東京
第5節 ◎22-3 大阪レッドハリケーンズ
第6節 ◎中止(21-0)グリーンロケッツ東葛


ブレイブルーパスとの開幕初戦はトライを取り合う乱打戦、第4節のブラックラムズ戦は終了直前に相手キックをチャージしたトライでギリギリ逆転する際どい戦いだったが、そこまで追い詰められても負けなかった腰の強さは称えられていい。

6節中、2試合が中止による不戦勝となり、実際に戦った試合は4試合だが、実際に戦った試合であげた168得点はディビジョン1の12チームで最多だ。

リーグワンのサイトに載っているチーム順位表では、不戦勝の得点21(不戦敗なら失点21)、不戦勝はトライ3、コンバージョン3が加算(不戦敗は減算)されている。帳簿上の整合性は取れているのだが、実際のパフォーマンスが反映された数字でないことには留意が必要だ。サンゴリアスでいえば公式サイトでは6試合で29T22C7PGの210得点をあげていることになっているが、実際の戦いであげた数字、実勢スタッツは4試合で23T16C7PGの168得点だ。

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