宗像サニックスブルース、今シーズンをもって活動休止。ユース大会や地域貢献活動は引き続き継続する意向 | ラグビージャパン365

宗像サニックスブルース、今シーズンをもって活動休止。ユース大会や地域貢献活動は引き続き継続する意向

2022/03/30

文●編集部


30日、ジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン3に属する、宗像サニックスブルースが今シーズン終了をもってラグビー部の活動休止することが正式に発表された。チームを運営する、株式会社サニックスからオンラインでメディアブリーフィングが開催され、曽我拓氏(株式会社サニックス 執行役員 企画本部 経営企画部長)、渡邊敏行氏(株式会社サニックス スポーツ・文化振興事業部長、ラグビー部長)両氏が登壇した。

曽我拓氏 (株式会社サニックス 執行役員 企画本部 経営企画部長)

左から曽我拓氏、渡邊敏行氏

左から曽我拓氏、渡邊敏行氏

本日は、急なご案内にも関わらず、お忙しい中、株式会社サニックスのメディアブリーフィングにご参加いただきまして、誠にありがとうございます。当社株式会社サニックスは、ラグビー部の活動を当シーズン、2022年の5月末をもちまして、休止することといたしました。当社のラグビー部、宗像サニックスブルースは、1994年に創部いたしまして、丸18年になりますが、2003年以降、日本ラグビーのトップカテゴリーに所属し、企業ブランドの向上とともに、本拠地である福岡・宗像を中心とした地域貢献の役割を果たしてまいりました。


これらの貢献には、大きな価値があると会社でも考えておりまして、これまでも、最大限、チームの継続に向けて努力をしてまいりましたが、現在の経営環境を鑑みまして総合的に判断した結果、当社として、これまでと同様の体制で、チームを強化、継続していくことは困難であると、苦渋の決断ではございますが、ラグビー部の活動を休止することを決定いたしました。

今後につきましては、本日以降、所属選手のキャリアを最優先に考えまして、会社として移籍、または、再就職の支援ということはもちろん、他社のチーム譲渡につきましても、可能な限り継続をして検討していきたいというふうに考えております。


また、当社の社会貢献、地域貢献活動につきましては、スポーツ、文化を通じた青少年の育成ということを様々な形で行わせていただいております。これらにつきましては、継続して取り組ませていただきたいというふうに考えております。

長きにわたりまして、宗像サニックスブルースにご支援、ご声援を賜りました皆様に心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。

渡邊敏行氏(株式会社サニックス スポーツ・文化振興事業部長、ラグビー部長)

リーグワンが開幕しまして、これからというときに、このような活動中、休止という、限定になりまして、ファンの方々、学び関係者皆様には皆様に対しまして本当に申し訳なく思っております。そして、本当に残念に思っております。規模縮小という話もありましたけども、17、18名の選手が入ってきてくれて、これからのチームだっていうこれからの楽しみなところがたくさんありました。

運営も独自でできますし、ファンサービスもできます。ファンの方々に喜んでいただけるラグビーをしようと準備しているところでこのようなことになって本当に残念に思っております。残りの試合は少ないと思いますけども、選手は必ず全力で戦ってくれると信じています。我々スタッフも会社側も全力で選手のサポートをしてまいります。残り少ない活動になりますけども引き続きご支援と応援、ぜひあの会場に足を運んでいただいて見ていく選手の活躍を見ていただいて、そして選手、スタッフはファンの皆さんに恩返しするつもりで、全部で戦っていきたいというふうに思っております。


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