2月8日、ジャパンラグビーリーグワンは第7節を迎えた。今シーズンディビジョン1に昇格して、未だ未勝利の浦安D-Rocksは初勝利をかけて三重ホンダヒートと対戦した。
SH飯沼蓮キャプテンのトライで先制すると、今季チームに加入したLOヘルウヴェ、WTBケレブ・カヴバティのトライで21-5とリードして前半を折り返した。
後半の入りでヒートWTB植村陽彦にトライを許すも、12分敵陣22m手前のマイボールスクラムから右サイドへ展開。FWで確実にゲインすると、6フェイズ目、ヒートのディフェンスラインにギャップができたところFLゼファニア ・トゥイノナがトライ。さらに、20分、ヒートに攻め込まれてゴール前のラインアウト。ボールが乱れ浦安に入ると、CTBサム・ケレビがブレイク。自陣10m付近で並走していたシェイン・ゲイツへパス。そのままゲイツが60mを走りきりトライ。31-12と大きくリードを広げた。
今季ここまで好調のヒートもこのままでは終わらず、2トライを決めて5点差まで迫ってボーナスポイントを獲得。浦安は昇格後初勝利を獲得した。POMにはシェーン・ゲイツが選ばれた。
勝利した浦安、クレイグ・レイドローHCは「初戦の三菱重工との試合で前半リードしていたが当たり前のことをやれなくなって、勝利を逃してしまった。それが一番の学びで今日はそれができた。この先も前半節で学んだことを活かして学びを加速させていこうと思います」と話した。
この日が誕生日という飯沼蓮キャプテンは「本当にいい準備ができて、まずゲームの入りを意識しようとしました。最初の1分から自分たちがフィジカルバトルで負けないことを示していこうと話していた。もっとスコアできる場面もたくさんあったので、この勝利を喜びながら勢いにのりつつ反省するところを反省して次の試合に戻っていきたい」と話した。