17日、コベルコ神戸スティーラーズはプレーオフ準々決勝で静岡ブルーレヴズと対戦。前週レギュラーシーズン最終節で対戦した際に受けてしまったセットプレー、スクラムの部分で互角のパフォーマンスを見せ、相手を翻弄。接点でもFWがしっかり壁を作って、得点力あるBKのスペースを作った。その結果、35-20で快勝し、準決勝進出を決めた。
試合後にスクラムの起点であるフロントローの二人、PR山下裕史、PR高尾時流に話を聞いた。
コベルコ神戸スティーラーズ PR山下裕史

山下裕史
この1週間、平島コーチとフロントローとやってきたことが間違ってなかったなって、今日は答え合わせという感じで、正解を出せたかなと思います。
ーーその前の練習で試合後に答え合わせ?
はい、ただ来週東芝戦もあるんで。
ーー相手の好きな距離で組ませてないように見えたことは?
距離ではないですね。バインドのところで。
ーー最初の攻撃は、かけさせなかったのか?
難しいですね。うちが仕掛けられたというところじゃないですか。いい形で。ヒットまで持ってこれて、一つ目二つ目のスクラムで、レフリーも神戸側を有利と取ってくれたので、うまいこと試合を運べたかなと。

ーー借りを返したいというのは?
ブルーレヴズにはしっかり返せたので、スクラムの点で良かったと思います。
ーースクラムでも返したし、試合でも。
試合は別にどうでもいいので、スクラムだけ。スクラム勝って試合負けたらややこししいですが、スクラム勝った試合も勝てたので良かったですが、僕の仕事はスクラムなので、そこでしっかり先週負けたところをやり返せたというのは良かったと思います。
ーー試合は今年2回負けている相手に勝った?
そうですね。
ーー次のはずみになるんじゃないですか?
それはそれでいいと思います。今日の勝ちは今日で終わりでいいと思います。
明日から新しい週が始まると思うので、しっかり切り替えて挑めるといいかなと思います。
下から上がってきているので、チャレンジャーで東芝は1週間ゆっくりしていると思うので、そこがどうなるのかではないですか。