開幕7連勝!ブレイブルーパス東京・トッドブラッカダーHC、原田衛バイスキャプテン | ラグビージャパン365

開幕7連勝!ブレイブルーパス東京・トッドブラッカダーHC、原田衛バイスキャプテン

2024/02/25

文●編集部


2008年シーズン(トップリーグ時代)以来の7連勝を果たした東芝ブレイブルーパス東京。首位の埼玉ワイルドナイツを勝点1差で追走している。試合後のトッド・ブラッカダーHC、原田衛バイスキャプテンのコメントを紹介。

ブレイブルーパス東京・トッドブラッカダーHCは試合を振り返って「リーチ(・マイケルキャプテン)と原田衛(バイスキャプテン)がこの1週間、背中でチームを引っ張ってくれたことを誇りに思う。長い休みでこの試合に照準を合わせるのが難しかったが、特に前半の入りからFWでドミネートできて、コリジョンの部分でも勝っていた」と満足していた。

ブレイブルーパスのディフェンスが光った

ブレイブルーパスのディフェンスが光った


後半はイーグルスに自力を出されたと振り返ったが、「後半はこちらがボールを失う場面が多くて、キヤノンが攻めていた。後半のラスト30分はディフェンス(する時間)が多かった。ただそれ以上に試合を通じて、ディフェンスでみんながチームのために身体を張っていた。タイトにどれだけ繋がれるかを示してくれた。ボーナスポイントを取って、勝点を取れたことも非常に大きいし、小川(高廣)の100キャップをチームで記念する試合に勝ててすごく良かった。観客のみなさんも駆けつけてくれたので良い1日になった」と評した。

イーグルスを1トライに抑え込んだディフェンスについては「エフォートの部分、ハードワークする部分が良かった。試合を通じて、ダブルタックルが決まっていてブレイクダウンにプレッシャーをかけることができていたのも良かった。(後半最後の)トライを取られた時は脳震盪の選手が一人いた中で、その穴を突かれたのかなと思いますが大きな選手がいる相手に79分間失点がなかったことは誇りに思う」と話した。

リーチ・マイケルは前半33分右足のふくらはぎを負傷し交代

リーチ・マイケルは前半33分右足のふくらはぎを負傷し交代



前半で負傷交代となったリーチについては「(右足の)ふくらはぎの負傷で。怪我の具合のところはわかっていませんが、試合途中で交代しなければいけないということは、一般的に最低でも3週間くらいかかるのかなと思います。今の状況ではすきゃんしていないので確定的なことは言えませんが、リーチの穴は大きいが、リーチの不在が成長の伸びしろとチームとしては捉えないといけない。原田だけでなく、いいリーダー、選手がリーチの部分も頑張ると思う」とポジティブに受け止めていた。

この試合でPOMに選ばれたWTB桑山淳生については「(桑山)淳生はポテンシャルある選手だと前から思っていたが、そのポテンシャルを、一貫性をもって発揮してくれている。とても自信をもってプレーしてくれたことは見ていて嬉しかった。(前半の)右隅のトライはラインを出ていましたか?自分をグラウンドで表現してくれていることは嬉しいことです。よりタフな選手になってくれたし、まだまだ伸びていける選手です」と評価した。

桑山淳生

桑山淳生

「相手にフィジカルでゲインされることがなかった」HO原田衛バイスキャプテン

原田衛

原田衛



ブレイブルーパス東京・原田衛バイスキャプテンは「リーチキャプテンが最初の10分に集中しようとチームに呼びかけて、それが体現できたことが今日のゲームにつながったかなと思います。長い休みがあった中で、ここの選手がいい準備をしてくれたので、そこは選手たちを誇りに思います」と試合を振り返った。

ディフェンス部分については「相手のアタックは個々のキャリーが強いので、ファーストタックルでフィジカルに負けないところを選手がやったので、セカンドタックルが楽に入ることができた。相手にフィジカルでゲインされることがなかったので、最初の10分では自信があった」と話した。

前半途中からリーチが負傷しピッチを離れた後のことについて質問されると原田は「後半の入りの10分もしっかり戦おうと言った。僕が言わなくてもリッチー(・モウンガ)がリードしてくれたのであまり負担はなかった」と答えた。


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