目指すは「日本選手権優勝」大学王者・帝京大が菅平のオープン戦でパナソニックに快勝! | ラグビージャパン365

目指すは「日本選手権優勝」大学王者・帝京大が菅平のオープン戦でパナソニックに快勝!

2015/08/17

文●大友信彦


大学王者が、またステップアップした姿を見せつけた。
2015年8月16日、午後の長野県菅平高原。
帝京大学は、相手が主力を欠いていたとはいえ、トップリーグ2連覇のトップチーム、パナソニックワイルドナイツに35-24で快勝したのだ。

先発メンバーは以下の通り。
【帝京大】
1 堀越庸介 2年
2 坂手淳史 4年(主将)
3 深村亮太 4年
4 服部航介 4年
5 飯野晃司 3年
6 ブロディ マクカンラン 1年
7 亀井亮依 3年
8 吉田 杏 2年
9 岩本吉樹 4年
10 松田力也 3年
11 竹山晃暉 1年
12 金田瑛司 4年
13 森谷圭介 4年
14 尾崎晟也 2年
15 重 一生 3年

試合前の円陣で「楽しもう」と選手に呼びかける坂手主将

試合前の円陣で「楽しもう」と選手に呼びかける坂手主将

【パナソニック】
1 木川隼吾
2 設楽哲也
3 川俣直樹
4 三上 匠
5 谷田部洸太郎
6 飯島陽一
7 テビタ・ツポウ
8 ヴァル アサエリ愛
9 高安厚史(主将)
10 笹倉康誉
11 児玉健太郎
12 梶 伊織
13 百武優雅
14 酒井教全
15 三輪忠寛


帝京大はFLイラウア、SH荒井が欠場したものの、ほぼベスト布陣で臨んだのに対し、パナソニックは田中史朗、堀江翔太、ホラニ龍コリニアシ、山田章仁、稲垣啓太、内田啓介が日本代表で、ベリック・バーンズが世界選抜で抜けるなど、主力を大幅に欠き、公式戦未経験の若手も起用して臨んだ。とはいえ、FWのフロントファイブやハーフ団はトップリーグ経験も積んでいる中堅選手だった。

高原らしい涼気に包まれた好コンディションで始まった試合は、互角の展開で進んだ。序盤、帝京大がパナソニック陣深くまで攻め込むが、王者パナは懐の深い防御でボールを奪い返す。8分、自陣ゴール前のターンオーバーから右サイドを2年目のWTB児玉が攻め上がり、帝京大ゴール前に攻め込む。序盤はパナが若干優勢に試合を進めているように見えたが、攻め込んだところで攻め急いでしまうのか、細かいミスでトライを取り切れない。

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