帝京大学4連覇!喜びの声、SH李錦寿・LO本橋拓馬 | ラグビージャパン365

帝京大学4連覇!喜びの声、SH李錦寿・LO本橋拓馬

2025/01/13

文●編集部


1月13日、秩父宮ラグビー場では第61回全国大学ラグビー選手権決勝が行われ、帝京大学が33‐15で早稲田大学に勝利し4年連続13度目の日本一を飾った。11月の対抗戦に敗れた相手に大学最後の舞台で勝利を収めた帝京大学で青木恵斗キャプテンとともにチームを牽引してきたSH李錦寿バイスキャプテンとLO本橋拓馬の2選手に試合後話を訊いた。

帝京大学 LO本橋拓馬

本橋拓馬

本橋拓馬


僕らの勢いが勝っているなというのは感じていて、その勢いにのってトライを重ねられたのは良かったです。早稲田さんはディフェンスが強いので、フィジカルが自分たちの強みとしている部分なんで、そこでしっかり勝てたかなとおもいます。

(後半取り切れるようになったのは)特に何か改善したというより、一人ひとりの気持ちの部分が大きいかな。取り切ろうという気持ちを強くもって取り切れたかなと思います。

早稲田を圧倒したスクラム

早稲田を圧倒したスクラム


(スクラムについて)1番、2番が変わった部分も多少あると思うんですけど、一人ひとりが固まって8人で組むというのはスクラムのテーマだったんでそこは遂行できたかなと思います。大きく組み方を変えたとかそういうのはないです。一人ひとりのやるべきことにフォーカスしました。

しっかり組めば組み勝てる自信はありました。対抗戦のときは自分たちのスタイルじゃないスクラムを組まされていた部分もあったんで、相手のスキルというか、HOの佐藤健次くんがうまいこと組んでくるので、そこに付き合ってしまって。ファーストスクラムでそういう癖が少しあるという分析もあったんで、とにかくまとまろうというのもありました。

(どこが良くなった?)最後の試合という気持ちもありますし、一人一人がとにかくハードワークできたと思います。

帝京大学 SH李錦寿バイスキャプテン


1年生から試合に出させてもらって4回優勝しているんですけど、やっぱり今年はラストシーズン、対抗戦、夏合宿に負けた早稲田にリベンジ出来たということと、大学生最後の試合で勝って優勝できたのがもうすごい嬉しすぎて。その一言ですね。


(うまくいったこと)粘り強さが対抗戦の時に比べてあったのかなと思います。対抗戦のときは自陣で粘れずにスコアされるシーンが多かったので、今日はそこのところでしっかり自陣で粘ってピッチの後のチャンスをしっかりものにできたのかなと思います。

(粘れるようになったのは?)まずは接点のところで前に出られると早稲田さんはすごくテンポが速いので、そこでテンポを出させないでファイトし続けてテンポを遅らせようというのがディフェンスのテーマとしてあったので、そこが対抗戦の時に比べて良かったのかなと思います。

(早稲田に負けてからリーダー陣で話すことを増やしたというのはどんなことを話すようになった?)もう気持ちの部分がすごい大きくて、負けてからこのままだと絶対いけないなというのが4年生全体に流れていましたし、4年生だけでなくチーム全体にもあったので、それが変われた要因です。

対抗戦の早稲田戦の後半の試合展開は、思い出すだけで嫌になるんですけど、スタンドにいるメンバー外のみんなに申し訳ないなという気持ちがすごくあって、僕たちが代表して出ているのに、粘り強くディフェンスにもいかないし、アタックでもミスが多かったです。

今日は最後の試合ですけど、今シーズン一番のいい仕上がりで試合が出来たのかなと思います。


(FWがセットプレーで圧倒していた)そこが決まりですね。もう正直感謝しかないですね。特にフロントローの3人。ずっと今週はスクラム勝負って言ってたんでそこのところでしっかり期待に応えてくれたのがもう僕的には(彼らが)MVPですね。


(これまでの優勝とは違う?)全然違いますね。4年間一緒にやってきた同期で最後の最後でメンバーに入れなかった子もいますし、そういう選手のために、絶対やらなあかんというのは思っていました。


(優勝の瞬間、何を思った)みんなで喜びたいなというのが一番先に出ました!

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