高本とむ「最後勝って終われすごく幸せ」帝京大が三連覇 | ラグビージャパン365

高本とむ「最後勝って終われすごく幸せ」帝京大が三連覇

2024/01/14

文●編集部


1月13日、大学日本一を決める第60回全国大学ラグビー選手権決勝は、雷雨による中断、吹雪という過酷な状況の中で繰り広げられた。帝京大学はトライゲッター、WTB高本とむはこの日も前半3分にトライを決めて先制パンチを放った。試合後、高本は「4年生での優勝は印象的に全然違った」とその喜びを話した。

4年生での優勝は印象的に全然違いましたね。集大成という思いがやっぱり強くて、最後勝って終われたという部分ですごい幸せです。(最初のトライ)トライを獲れて嬉しいなと思ったんですけど、準決勝の天理戦の時もぱぱっと2本獲れてそこから相手のリズムになったんで、前半早い段階で獲れたんですけど、まだ0-0の気持ちでもう1回引き締めていこうと自分も思っていましたし、チームの中でもそういう話し合いがありました。

(中断中は)技術面の話もあったんですけど、最後自分らが今までやってきた4年間、そして僕らが中心となって積み上げてきた1年間をもう1回思い出して、練習量とかでは絶対負けてないから、そこを振り返ってあとはもうやるだけやからという話し合いをしました。



あとは出れていないスタンドにいるメンバーの4年生だったり、下級生だったりのことも背負って戦うぞというのをみんなで再確認できたんで、そこでまたみんな燃えたんじゃないかなと思います。

(後輩たちに伝えたい連覇するために必要なことは)もう80分間ハードワークし続けるということに尽きる。言葉で言ったら簡単に聞こえるかもしれないですけど、これって1年間積み上げてこないと絶対できないんで、だから、練習から全力で100%取り組むことで、こうやって大舞台で最終的に走り勝てると思います。試合だけじゃなくて普段の練習からというところをこれからもやってほしいですね。


(決勝前に眠れた?)僕はめっちゃ寝れましたね。(笑)去年よりかはリラックスできたんですけど、朝起きて、試合までの時間は結構緊張するなと思いました。

(途中追い上げられました)自分たちのミスから取られてしまったのと、敵陣入っているのにキックして相手にボールを渡して自陣に攻め込まれているというのがあったんで、まずは自分たちの軽いミスをなくす、あとは敵陣入ったら継続で、相手がペナルティしたらショットやタッチキックというように変えられたんで良かった。

(チームで掲げた「One heart」は成し遂げられたか)最後、みんなのところに行ったときにめっちゃ喜んでくれていたんで、その姿見たら良かった、なれたのかなというふうに思います。


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