帝京大学が三連覇!青木恵斗、本郷拓馬、上杉太郎に訊く | ラグビージャパン365

帝京大学が三連覇!青木恵斗、本郷拓馬、上杉太郎に訊く

2024/01/14

文●編集部


帝京大学の三連覇で今シーズンの大学ラグビーは幕を閉じた。1年生から試合に出て、江良・奥井という先輩の姿を見てきたLO本郷拓馬、FL青木恵斗に話を聞いた。

さらにフロントローの一人、PR上杉太郎から見た「選手・江良颯」についても試合後話を聞いた。

LO本郷拓馬

本橋拓馬

本橋拓馬



日本一は、気持ちいいですね。(中断のときは)初めての体験だったんですけど、どんだけ時間が相手も自分がやることというのは変わらないんで、その中で、どれだけ気持ちを落とさずにできるかというのがしっかりできたと思います。

(前半)いい流れだったので、僕たちとしてはちょっと乗りたいところでした。(2本目のモールからのトライで)フィジカルの部分では勝てるという手応えがありました。(先輩たちを優勝させることができて)嬉しいです。1年間やってきて、優勝できたのは本当に嬉しいです。


(江良キャプテン・奥井バイスキャプテンはどんな先輩?)ラグビーではやっぱ、怖いですね。ラグビーに関してはすごくいい指摘をいただくんですけど、私生活ではめちゃくちゃ優しいですね。なんかその切り替えはすごいですね。あの2人は。

(来年は)今年以上に存在感を出せるようにやらないと、そのためにフィットネスやフィジカルを上げていきたいと思います。もっと走らないといけないと思っています。


FL青木恵斗

決勝の舞台でも青木恵斗はいつもの力強いランを見せた。実際、緊張のせいか前日はあまり眠れなかったという。大学生のうちに日本代表キャップを取りたいという明確な目標がある青木、四連覇はもちろん、その先に見据えるものとは。

青木恵斗

青木恵斗



僕らはフィジカルに自信を持っているんで、雪が降ったり、雨が降った時は自分たちの方が優位かなとは常に考えていたんで、天候関係なく、自分たちの強みであるフィジカルを80分出し切れた。

(緊張は?)珍しく全然寝れなくて、いつもは11時くらいに寝るんですが、12時とか1時半くらいまで目をつぶっても寝れなかったですね。珍しくというか、いろいろ考えていたらそわそわしてましたね。1年生から出さしてもらって、すごいアップだったり、入場の前はすごい心臓がバクバクして緊張しているんですけど、笛がなった瞬間に緊張がぱっと解けるというか、笛鳴った瞬間、すごく落ち着いて何か全部が見やすくなりますね。



今年シーズンが始まったときから「one heart」というテーマがあって、チーム全員で同じ一つになるところだったんですけど、最後の試合となったときに、ノーメンバーも同じ喜びを分かち合えたというところが、やっぱり最後一つになれたかなとすごく感じました。来年もそういったところをしっかり見習って一つの目標に向かって頑張っていきたい。


個人的にはキャプテンを優勝させて送り出すことができてホッとしました。個人としてはすごいお世話になったんで、寂しい気持ちもありますが、来年いないという中で頑張らなくちゃいけないなといういろんな感情がありました。


(来年は)今まで通り、自分たちの強みであるフィジカルを強化して、プラス、外への展開力というのも合わさってくればチームとしてもバランスいいので、今年以上に展開力だったり、一人一人がいい判断できるようなプレーヤーが増えてくるように春シーズンからトレーニングして来年のこの時期にはみんながいい判断できて同じ方向に向けるようなチームを目指していきたい。


個人としては、大学生のうちに日本代表に入ってキャップを獲得したいというのはあるんで、今シーズン終わりましたけど、自分で何ができるかオフシーズン考えてトレーニングして、常にいい状態で入れるようにしたいです。

PR上杉太郎

上杉太郎

上杉太郎



(前半からセットプレーでの手応えはあった?)そうですね。セットプレーに関してはやれるなというのは手応えはありましたね。でもまだゲームとしては気が抜けないなというはありました。

(前半点差を縮められて後半を迎えました)自分自身はあまり点差というのは気にしていなくて、ゼロの状態から始まるもんだと思って挑みました。




(後半スクラムでもペナルティー獲れて点差を引き離して、このチームでプレーできる時間が少しずつ減ってきた時どんな思いでプレーしていた?)自分自身が積み重ねてきたことが出て、それがペナルティとかの結果となって出たのはすごい嬉しかったですね。

(江良キャプテンはどんなプレーヤーですか)すごい周りを見れるキャプテンで、プレーヤーとしては、全てのレベルが高いなと思っています。ラグビーについてはやっぱり細かいことまで突き詰めて解決しようとしているなと思います。


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