関西大学Aリーグが22日に開幕。関西4連覇を目指す京都産業大学が同志社大学と対戦し、15トライの猛攻で97-24と大勝し好発進した。U20代表、日本代表に招集されたSH土永旭(4年)、3回生となってプレーの一貫性がでてきたNO8シオネ・ポルテレ(3年)、自身初の10番で先発を果たしたSO尾崎恵大(3年)に試合後話を聞いた。
京都産業大学 SH土永旭
今まで練習でやってきたことが試合でこうやって出せたのでこういう結果になったかなと思います。(試合のテーマは)今日は雨の状態だったので、エリアをしっかり取ることとフィジカルで戦うというのを意識して、あとはノーペナルティというのを意識していました。
――10番には尾崎選手がいましたが、12番の辻野選手もファーストレシーバーとなっている場面もあった
ゲームコントロールできる選手が3人、辻野、尾崎、奈須といるので、3人の選手の動きを見ながらどこに放ったらいいのかというのは考えていました。
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土永旭
――キッカーが代わったのは?
いや練習はしてなかったんで。夏の明治戦で僕しかいない状態だったので蹴ったんですが、その時以来でしたね。正直今日はびっくりしました。菅平の明治戦から一本も練習してなかったんです。辻野が「いけるか?」って聞いたので。心の準備もしていなくて、一応ティーだけは持っていこう位な感じでした。
――めちゃめちゃ当たってましたね
自分でもびっくりです。1本目蹴ったときに今日当たる日やなみたいな感じだったんです。僕が一番苦手とする左サイドも全部入ったのでびっくりしています。
――キッカーがいるということでもオプションが増えますね
そうですね。奈須も左利きですし、蹴れるのでエリアどりもそういった選手がいることによって、一人にかかるプレッシャーが少なくなっているので全員やりやすくなっていますね。
――手応えつかめた部分は
フィジカルでやろうといってきて、勝負して前に出て、テンポ上げてという状態が作れていたのでそういったところではオプションもやりやすい部分がありましたし、新しいこともできたかなというのはあります。
――同志社相手にこういう勝ち方だったことはシーズンの初戦でいいスタートになった?
そうですね。やっぱり初戦というのは一番大事だと思っているので、こういう試合ができて、まだ成長できるところはあると思うので、どんどん一戦一戦頑張っていきたいなと思っています。
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――相手からすると、誰が10番でくるか定まらないことでやりにくさも出てくると思いますが、9番として10番が決まっていた方がやりやすい?
決まっていたほうがやりやすいというのはあるんでうs家おd、いろんな選手に合わせれるSHにどんどんなっていったら、いろんなオプションのバリエーションも増えてくると思うので、そういったところではあまり気にしていないというところもあります。
――3人のタイプは?
全然違いますよ。尾崎もほかも。声を出してくれたら僕も放りやすいのでコミュニケーションをとって練習中もやっていました。
――尾崎選手は初先発でしたがプレーはどうでした?
やっぱりディフェンスの部分では、彼も強みとしているんで、そういったところは出してくれて前位に出てプレッシャーかけてくれているのがいいですし、アタックの部分でも後半、福永へのロングパスを通してトライもとれていたのでしっかり成長しているなというのは感じています。