関東大学ラグビー対抗戦グループが12月2-3日、最終節を迎える。
RUGBYJAPAN365ではここまでの各校の成績、個人トライ・得点を集計、最終節のみどころをまとめてみた。
6節終了時点の各校の成績は以下の通り。
帝京大 6勝0敗 勝点29
明 大 5勝1敗 勝点25
早 大 5勝1敗 勝点24
筑波大 3勝3敗 勝点15
慶應大 3勝3敗 勝点14
立教大 2勝4敗 勝点10
成蹊大 0勝6敗 勝点1
青学大 0勝6敗 勝点0
(丸数字は確定順位)
6節を終えて順位が確定したチームはどこもない。帝京大は2日の慶大戦で勝点1をあげれば3年連続12回目の優勝が決まる。帝京大が勝点0で敗れた場合、明大が3日の早大戦で勝点5をあげれば勝点30で帝京大を抜き、3季ぶり19回目の優勝となる。
大学選手権には今季、対抗戦からは5位までが出場。帝京大と明大、早大の3校はすでに3位以上が確定。残る2枠は筑波大、慶大が有力だが、現在6位の立大が最終戦で筑波大を勝点5-0で破れば筑波大を上回れる(勝点で並び、直接対決で勝っているため)。さらに慶大が帝京大に勝点ゼロで敗れた場合は慶大をも上回って4位になる。
Bグループとの入替戦に回る2校は成蹊大と青学大で確定。2日の直接対決で7-8位が決まる。
トライランキング
また、第6節までの個人ランキング(本誌調べ)は以下の通り。
1 安田昴平(明治大 WTB) 13T
2 小村真也(帝京大 WTB) 9T
3 青木恵斗(帝京大 FL) 7T
3 上田倭士(帝京大 CTB) 7T
3 平 翔太(明治大 CTB) 7T
3 佐藤健次(早 大 HO) 7T
3 松沼寬治(早 大 No8) 7T
8 江良 颯(帝京大 HO) 6T
8 奥井章仁(帝京大 FL) 6T
8 伊藤耕太郎(明治大 SO) 6T
8 飯岡建人(筑波大 WTB) 6T
序盤2試合で8Tというロケットスタートを切った明大WTB安田が13Tでトップに立っている。
2位で追うのは昨季のトライ王、帝京大WTB小村だ。明大戦で2Tをあげ9Tとした。さらに帝京大FL青木、同CTB上田、明大CTB平、早大HO佐藤、同NO8松沼が7Tで続いている。さらに1差の6T(8位タイ)には帝京大HO江良主将、FL奥井副将、明大SO伊東耕と並んで筑波大のWTB飯岡がいるところも注目される。
帝京大の上田、早大の松沼、筑波大の飯岡という1年生トライゲッターの中で誰が最多トライでフィニッシュするか、ルーキーのトライの取り方に注目だ。