太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024第2戦の熊谷大会は4月20-21日の2日間、熊谷ラグビー場で開催され、東京山九フェニックスが2022年弘前大会以来2年ぶり5回目の優勝を飾った。
チーム別の優勝回数はアルカス熊谷9、ながとブルーエンジェルス8に続き、フェニックスとパールズ、日体大が各5回で3位に並んだ。
個人ランキング(トライ・得点)
熊谷大会のトライランクと得点ランク(TOP10)は以下の通り。
トライランク
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ジャネット・オケロ
1 ジャネット・オケロ(三重パールズ)9T
2 松田向日葵(追手門学院VENUS)8T
3 アマーリ・ハラ(ながとブルーエンジェルス)7T
3 ジラワン・チュトラクン(ながとブルーエンジェルス)7T
3 岡元涼葉(東京山九フェニックス)7T
6 モニーク・コフィ(三重パールズ)6T
6 グレイス・スチュワート(横浜TKM)6T
6 アカニシ・ソコイワサ(横浜TKM)6T
6 木川 海(チャレンジ)6T
10 野原みなみ(東京山九フェニックス)5T
10 保井沙予(三重パールズ)5T
10 大内田夏月(日体大)5T
10 長田いろは(アルカス熊谷)5T
10 磯貝美加紗(横浜TKM)5T
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松田向日葵
得点ランク
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プルーニー・キヴィット
1 プルーニー・キヴィット(ながとブルーエンジェルス)50=4T15C
2 ジャネット・オケロ(三重パールズ)45=9T
3 松村美咲(東京山九フェニックス)41=3T13C
4 松田向日葵(追手門学院VENUS)40=8T
5 木川 海(チャレンジ)38=6T4C
6 岡元涼葉(東京山九フェニックス)35=7T
6 アマーリ・ハラ(ながとブルーエンジェルス)40=7T
6 ジラワン・チュトラクン(ながとブルーエンジェルス)35=7T
6 モニーク・コフィ(三重パールズ)35=7T
6 グレイス・スチュワート(横浜TKM)35=7T
6 アカニシ・ソコイワサ(横浜TKM)35=7T
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アマーリ・ハラ
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ジラワン・チュトラクン
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アカニシ・ソコイワサ
得点王・トライ王
■トライ王:ジャネット・オケロ(三重パールズ 31歳 ケニア代表)9T、45得点
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今大会でも圧倒的なパフォーマンスを見せたジャネット・オケロ。現役ケニア代表は別格のパフォーマンス
北九州大会のトライ女王&得点女王の2冠に続き、今回は得点王こそ逃したがトライ女王。昨季の最終戦・花園大会から数えれば3大会連続のトライ女王獲得だ。ケニア代表として2016年リオ、2021年東京と2度の五輪に出場してきたレジェンド。今大会で太陽生命シリーズ通算トライ記録は歴代3位の96。堤ほの花、ニア・トリバーに続く史上3人目の100トライ達成も目前に迫ってきた!
■得点王:プルーニー・キヴィット(ながとブルーエンジェルス)27歳 167/64 オランダ代表
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プルーニー・キヴィット
5大会連続優勝を逃したながとブルーエンジェルスだが、司令塔キヴィットのゲームコントロールはこの大会でも冴え渡った。激闘となった5位以下戦準決勝のナナイロプリズム福岡戦では後半6分、相手陣10m線からチップキックを蹴って追って自らワンバウンドで捕球、そのままトライを決めた場面ではスタンドを指さしながらグラウンディングするパフォーマンスも披露した。シリーズの得点王を獲得したのは初のMVPにも輝いた2022年鈴鹿大会以来2度目だ。
続いては恒例となった本誌選出ドリームセブン!