3月6日(月)、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ(HC)の指導による、日本代表に選出される可能性のあるポテンシャルを持った選手と、サンウルブズの遠征に参加しない選手を集めた人材育成プロジェクト「NDS(National Development Squad)キャンプ」の第1回の初日の練習が行われた。サンウルブズ、トップリーグ、大学生の34名が参加した。
「NDSキャンプ」はジョセフHCをはじめとした日本代表マネージメントスタッフのもと育成し、日本代表のマインドセットを共有することで、将来日本代表に選出された際にスムーズな合流を目指す取り組み。第1回は6日~10日まで行われ、第2回(3月13~17日)、第3回(20日〜24日)、第4回(4月10日〜14日)と続く。
「NDSキャンプ」のグラウンド練習は、当初1時間と発表されていたが、ジョセフHCの熱い指導の下、2度のシャトルダッシュを含めて、約2時間行われた。練習前の筋肉トレーニングも含めれば3時間弱に及ぶ、密度の濃い内容だった。それだけ、ジョセフHCの本気度合いが伝わってくる初日だった。
練習後、ジョセフHCが報道陣に対応した。
――改めて「NSDキャンプ」の目的は?
育成する人数を増やすために始めました。現在、フィジーに遠征しているU20日本代表、サンウルブズ、NDSの選手がいます。NDSには大学、トップリーグ、サンウルブズの選手がいますが、彼らを強化する意図があります。この先3週間でハードトレーニングを重ねて、日本代表としての役割や考えを理解してもらいます。