U20日本代表は、24日(日本時間21:00)「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」プール戦でU20フランス代表と対戦し、12-75で敗れた。
前半25分、ジュニア・ジャパンは相手の連続ペナルティーから敵陣ゴール前に入ると、近場のFWでボールをキープ。ゴールに迫る。すると、ラックからこぼれたボールを拾ったFB武藤航生(関西学院大学)が相手のスペースを抜けてトライ。SO楢本幹志朗(筑波大学)のコンバージョンも決まり7-26とする。
その後、2人の数的優位の状況になるも、この時間帯を有効に使えず逆に2トライを奪われ、7-42と大きくリード広げられ前半を折り返した。
前回優勝のU20フランスはTOP14に出場している選手をベースにメンバーを構成。序盤からフィジカル・スピードでジュニア・ジャパンを圧倒し立て続けにトライを奪った。
後半、相手のスピード、フィジカルに慣れてきたジュニア・ジャパンは徐々にボールポゼッションを増やし、自分たちの流れを作り出した。フランスのディシプリンが乱れた時間帯で、細かなパスを繋いでジワジワ敵陣に攻め込んだジュニア・ジャパンは、54分、自陣10m付近でカウンターラックでボールを奪い敵陣に入る。そこから約5分間、敵陣でボールをキープし続けるとフランスがペナルティーを連発。自分たちに来た流れをジュニア・ジャパンはしっかりとスコアにつなげる。
60分、敵陣ゴール前のラインアウトからモールを組むと、BKも入って押し込む。最後はHO大本峻士(立命館大学)がトライを決め、12-56とした。この流れをキープしたいジュニア・ジャパンだったが、その後3つのトライを奪われ試合終了。