3月10日からフィジーで行われている「ワールドラグビー・パシフィック・チャレンジ2017」に出場しているジュニア・ジャパンは初戦、サモアA戦を34−31で勝利。
粘り強いディフェンスと、NO8テビタ・タタフのトライでサモアとの激戦を制した。
遠藤哲ヘッドコーチ
「限られた時間の中であったが、選手一人ひとりに役割と責任を与えてきたことで、チームとして良い準備ができた。その結果、タフな環境の中でも選手たちは一つでもパフォーマンスを上げるためにプレーし続けた。試合の中で課題も明確になったので、次戦に向けて常にポジティブに『ベストな準備』を繰り返していきたい」
HO・堀越康介キャプテン
「フィジーの暑い気候の中、サモアという大きい相手にタフな試合になることは予想できた。短期間ではあったがチームが一丸となりしっかり準備した結果、勝利につながった。課題は、最後の10分間サモアAに試合をコントロールされてしまったこと。次の対戦相手、フィジー・ウォリアーズに向けても、しっかり準備して臨みたい」
ジュニアジャパン vs サモアA(フルマッチ)
ジュニアジャパン vs フィジーウォーリアーズ(フルマッチ)
迎えた14日、フィジーウォーリアーズと対戦。前半の中盤立て続けにディフェンスを破られトライを許し、16−24とリードを許して迎えた後半、追い上げたかったがノートライに封じ込められ16−39で敗れた。
遠藤哲ヘッドコーチ
「フィジー・ウォリアーズのハイプレッシャーの中、ゲームプランの遂行性とスキルに乱れが生じた。次戦のトンガA戦まで中3日と、時間は限られている。ここまでやってきたことをブラッシュアップし、最終戦での勝利を目指して準備していく」
HO・堀越康介キャプテン
「試合の立ち上がりは非常に良かった。しかし、中盤よりフィジー・ウォリアーズのパッシングラグビーにディフェンスが崩された。最終戦に向けて、今日の反省であるアタックのストラクチャーを再度徹底する。限られた時間だが、チーム一丸となって勝利を勝ちとり、ツアーを成功させたい」