「ゲームプランを100%やれていない」PR稲垣啓太が感じたジャパンの現在地 | ラグビージャパン365

「ゲームプランを100%やれていない」PR稲垣啓太が感じたジャパンの現在地

2017/06/18

文●斉藤健仁


アイルランドに完敗したジャパン。2015年を経験した一人、PR稲垣啓太はジャパンの今をどう感じたのか。

ペナルティーが多すぎる。個人の意識の問題

――前半だけの出場でしたが、試合を振り返ると。


純粋にペナルティーが多すぎでした。あれだけ減らそう減らそうと言っているのですが。ディフェンスではボールに絡むのではなく、スペースを取りにいこうとしましたが上手くいっていなかった。ラインオフサイドも重なって、簡単にミスしたり、つまらないペナルティーでボールを相手に渡してしまった。ペナルティーの多さがチームの弱点になっている。


――どうして、そうなっているのか?


個人の意識、そこに尽きると思います。スキル的な部分より、自分がやらないといけないこと以外にいってしまっている。

――ジョセフHCは「死にものぐるいでやっていない」と言っています。


やっていない選手はいないと思いますが、ただゲームプランに沿っていたのかというところですよね。選手ひとりひとりのマインド、エナジーはすごいところがあるが、ゲームプランを100%やれてない部分があったと思いますね。


――想定外の部分は?


正直ない。自分たちでゲームを崩してしまったことが敗因。ゲームプランはいいプランだったと思います。細かい部分ができなかったことが、相手にいい部分をもっていかれた要因じゃないですかね。ここまで来たら個人の意識の問題だと思います。

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