スーパーラグビー、チーフスでのパフォーマンスを評価され、代表に招集。怪我のためPNC(パシフィック・ネーションズカップ)に出場することはできなかったものの、最終網走合宿での評価を受けワールドカップスコッドに選ばれたWTBアタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)。6日に行われる南アフリカ戦で久々の実践復帰となる。ジョセフHCも「経験値あるチームに、自分の力を示す機会になります。彼がどのくらいのパフォーマンスを出してくれるか楽しみ」と期待を寄せている。
――代表スコッドに入ったことに
とても嬉しいです。ちょっと足を痛めてしまってパシフィック・ネーションズカップのチャンスを得ることができませんでした。アピールするチャンスは網走(合宿)しかないと思って、やるしかないと思いながらやりました。
――選ばれた理由は何だと思いますか
わからないですけど(笑)。自分の強みであるフィジカルとランでそれを練習でずっとアピールしてきました。それが評価されたのかなと思います。
――ジェイミーやブラウニーから何かアドバイスをもらったことは
BKコーチのブラウニーには「チームのシステムがまだまだ」と言われました。最初の宮崎合宿に参加した時は、自分の役割を覚えようとしました。まずはそこから。後からチームのシステムとかを覚えました。
――チーフスでの経験
たくさん成長、いろいろなところで学ばせてもらいました。ラグビーでは、基本のことをちゃんとやるということを言われました。自分のラグビー選手としてのバランスを保つ。フィジカルだけ、それだけではあまり良くないと。それがいい選手につながると言われました。
タックルとか、ブレイクダウンとか、基本的な部分です。そこをちゃんとやりました。
――スコッドに選ばれた時、最初に誰に伝えた?
お父さんとお母さん。ミーティングが終わってすぐ連絡しました。向こうも「嬉しい」といってくれました。
――ワールドカップとはどんなイメージをしていますか?
本当に、ラグビー選手の憧れの場所。今年は自分の国でやる。日本にとっては大きなこと。自分にとっても。日本に来た時に、ずっと日本代表になりたいと思っていました。たくさんの方からおめでとうというメッセージをもらいました。