エディー・ジョーンズHC、ミニ合宿を振り返る「いいスタートが切れた」 | ラグビージャパン365

エディー・ジョーンズHC、ミニ合宿を振り返る「いいスタートが切れた」

2024/02/08

文●編集部


2月6、7日、ラグビー日本代表候補選手たちによるミニ合宿が福岡・JAPANBASEで行われた。エディー・ジョーンズHCは、9年ぶりに桜のエンブレムをつけたウェアを身にまとい、新たなチームづくりをはじめた。

エディーHCは合宿を振り返り、「本当に楽しい合宿になりましたし、若い人たちもすごく情熱的で、その若い選手がいたおかげでシニアの選手たちが上がるようなことも起きていますし、新しいスタイルでラグビーをしようとしているのでたくさん学びを吸収できたかなと思います。」と述べた。

この時期の合宿で「日本代表は違う形でプレーをしていかないといけない。リーグワンのシーズン中で、クラブとは違うプレーのやり方をしているし、お互いに敵として戦っていて、この2日間は仲間になって。そういう意味で難しい」としながら、「今日の練習は昨日よりも遥かに良かった」と選手たちの取り組みを評価した。

エディーHCによれば、今回の合宿のテーマは「コンセプト、概念を落とし込む」とのことであり、「超速ラグビー」やそれにまつわる戦術を伝え、目標に向かって進む方法について話し合ったという。



エディーHCは「満足することはまずない」としながらも、「いつももっともっとって思うところがある。今日も選手たちももっとやりたいという意欲が見られました。その上で、いいスタートが切れたかなと思いますし、いい感じで成長はしているんですが、少しやれるべきことを先に進みすぎたというところもありますので、日本がやるべきことをしっかりとやっていかないといけないなとは思っています。」とコメントした。



合宿で目立った若手選手についてエディーHCは、「学生2人。(京都産業大)1年生の9番の(髙木)城治、石橋チューカ。」とし、彼らが高いレベルの強度にうまく適応したと評価した。

高木城治

高木城治



その若い世代の選手に対するアプローチについて、古い価値観にとらわれず、選手たちの個々の能力を引き出す方法を模索しているようだ。「30年前を振り返ると、コーチングはどれだけ怖がらせて、規律を大事にする」としつつも若い世代の選手たちの育ち方や価値観の違いを考慮し、「どうやったらもっと最大限に引き出すことができるか」ということ探っているようだ。

佐藤健次と話をするエディーHC

佐藤健次と話をするエディーHC




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