ラグビー日本代表は6日、「アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップ2024」アメリカ代表戦の前日練習を試合会場となる熊谷ラグビー場で行った。練習終了後、オーウェン・フランクスアシスタントコーチとゲームキャプテンを務めるHO坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)が取材に応じた。
日本代表 HO坂手淳史ゲームキャプテン
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坂手淳史ゲームキャプテン
――ゲームキャプテンを務めます。若い選手が多い。
まだ2試合目ですが、ゲームキャプテンをやらせてもらっています。ゲームのスタートで、チームにどう良い勢いでスタートさせられるか、ゲームの中で勢い失ってしまう、相手に勢いがいってしまうような時間帯をまずは作らないようにする。
それがでてしまったらどう改善してチームを前進させるかと考えながらコミュニケーションをとっています。アタックは(李)承信、(藤原)忍、ディフェンスは(下川)甲嗣、ラインアウトはワーナー(・ディアンズ)が中心になって、ゲーム中いろんなコミュニケーションを取ってくれて助かってくれている。そういう若い選手をまとめていくことを考えてやっています。
――アメリカ戦に向けてのキーポイントは?
一番はフィジカルの攻防が大きなものの一つになる。アメリカは大きいのでフィジカルを全面に出してくるのは予想つくし、そういうことをやってくると思っています。FWは良い球をBKに供給する、スピードを持ったアタックをし続ければおのずと自分たちのラグビーができると思っています。プレッシャーかかったときどうするかも考えながらやっています。
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アメリカ戦のキーポイントはフィジカル
――熊谷での試合です
ワイルドナイツの選手たちに頑張れと言われましたし、何人か見に来てくれる。熊谷でテストマッチをするのは2019年以来ですし、僕にとっては大きなことなので、楽しみたいという思いもあるし、勝つための準備もしてきたのでそれを出さないといけないというプレッシャーもある。自分のプレーを出していきたい。知っているグラウンドですが、相手も違うので、やりやすいかわからないですが、自分の持っているものを精一杯出したい。