スコアこそ56−30という大勝であるが見ている方としては快勝ではなかった韓国戦を終え、リーダーグループとしてチームを牽引する一人、五郎丸歩バイスキャプテン話したジャパンの現在地とはいったいどんなものだったのだろうか。
「いろんなオプションがある中で選手の意志を統一するのが難しかった」
五郎丸歩バイスキャプテン(以下、五郎丸) 去年までは韓国体表と試合をするときは、まったくキック蹴らずに順目、順目で攻めていた。今年もそのアタックやったら80点、100点取れたと思う。ただ、今年はPNC(パシフィックネーションズ・カップ)、ワールドカップを見据えてプレーした。ただキックを蹴る、回すなどいろんなオプションがあった。その中で選手の意志を統一するのが難しかった。
立ち位置が50cm深いとか、それを修正するのには時間がかかると思います。去年だとロッカールームでエディー(・ジョーンズHC)さんは怒っていたと思う。今年はリーダーがゲームの中で修正してやっていかないといけない。