原田衛「アタックは日本らしいアタックができている。あとはディフェンスでフィジカル負けないか」 | ラグビージャパン365

原田衛「アタックは日本らしいアタックができている。あとはディフェンスでフィジカル負けないか」

2024/09/16

文●編集部


15日、ラグビー日本代表は「アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップ2024」セミファイナルでサモア代表と対戦し、49-27で快勝し決勝に駒を進めた。HO原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)はカナダ、アメリカとリザーブからの出場だったが、この試合は先発で出場。75分までハードワークを続けた。顔の傷は水曜日の練習で、プレーには支障はないという。久々の先発、そしてジャパンがトライを取り切れるようになった要因について話を聞いた。

(怪我は)水曜日の練習で。プレーにはあまり支障はないです。今日は暑くて大変なコンディションでしたけど日本らしいラグビーが体現できたかなと思います。


――フィジーのフィジカルについて


本当に強かったですね。アメリカに比べても強いですね。アイランダー系の。タックルについてはちょっと外してしまっているところがありました。練習からエディーさんからもタックルの精度について言われているんで。そこは課題ですね。

原田衛

原田衛


――髪の毛は?


宮崎で切りました。切ったほうがいいって荒木さん(メンタルトレーナー)に言われたんで。髪切ってみようとおもっていったらこんな髪型になりました。


――今日の試合はスコアも取れました。これまでよりも取り切れるようになったのは


練習からエディーさんにプレッシャーかけてもらっているんで。それが試合に出てきているかなと。


――エディーさんからはどんなプレッシャーを?


怒られるだけです。僕は怒られないようにするだけです。緊張感の中でボールを大切にしないといけないというのは練習からもずっと言われているんで。


――エディーさんは就任直後はあんまり怒らないと選手の皆さんは言っていましたが、今は回数が増えている?


そうですね。怒られない人もいます。僕は怒られるほうです。


――今日はサモアがミスしたところをしっかりスコアできたと思いますが、フィジーは質の高いラグビーをしてミスが少ないチームです。どのように戦うか。


ワークレートのところで負けていたらそんなに簡単に勝てる相手じゃないと思うんで、仕事量増やして、全員で勝ちたいなと思っています。

――代表活動を続けてきて積み上げられていると感じる部分は?


セットプレーのところは安定してきているんで、今日はちょっとミスもありましたけど、風も強くて難しい中で良かったかなと思います。


――アタックとディフェンスだとどちらの方がうまくいっている?


どちらかというとアタックの方が日本らしいアタックができているのであとはディフェンスでどれだけフィジカルで負けないかというところだと思います。


――ラック周りのディフェンスが良かったと長田智希選手も言われていましたが、その辺の手応えは


ラック周りからトライを取っているというサモアのデータがあったので、この一週間そこの部分をずっと改善してきたので、それも良かったなと思います。


――ハルさん(立川選手)が10番にいてくれると違いはありますか?


キャプテンなんで、10番にいてくれるとやりやすいですね。


――李承信の15番は?


何も遜色なく、すごく難しい環境でプレーしないといけなかったと思うんですけどすごいなと思いますね。

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