宮崎合宿再始動!「ジャパンラグビー史上一番若いスコッド」オリンピックスコッドの植田和磨を招集「ポテンシャルがある選手」(エディーHC) | ラグビージャパン365

宮崎合宿再始動!「ジャパンラグビー史上一番若いスコッド」オリンピックスコッドの植田和磨を招集「ポテンシャルがある選手」(エディーHC)

2024/08/11

文●編集部


ラグビー日本代表は10日、宮崎に入り8月25日(日本時間の26日)に行われる、パシフィックネーションズカップ2024・カナダ代表戦に向け再始動した。11日、練習を終え、エディー・ジョーンズHCが取材に応じた。テストマッチは未だ勝利がないジャパンだが、エディーHCは、この休止時間について「ヘッドコーチである自分の責任を感じていて、今回は準備の部分をもっと丁寧にやっていきたいので休んでいない」と話した。エディーHCが感じた課題、そして問題とは。


「サマーキャンペーンで足らなかった事に全注力。フォーカスポイントをクリアにしたい」エディー・ジョーンズHC)

エディー・ジョーンズHC

エディー・ジョーンズHC



――PNC(パシフィックネーションズカップ)に向けた合宿がいよいよ始まりました


まずは、スタッフ陣は前入りだったんですが、なかなかこう触れるようなスタートと申しますが、地震を体験する衝撃的なスタートとはなりました。 スタッフの何名かにとっては地震も初体験で、なんとか落ち着きを取り戻して、やり直そうと新しい意識を持つきっかけになったかなと思います。今回の合宿は最初の3日はFW、BKに完璧に分かれてワークしています。FWはセットプレーとラック周り、BKはハンドリングと連携を深めることとコミュニケーションを上げることを目的に別々にワークしています。




――地震の影響は


誰にもケガもなくダメージなど大きな損傷も全くありません。自分は福岡でワールドラグビーの方と会うためにフライトを待っていたが、翌日、(宮崎に)戻ってきたときも大きな被害がなく安心しています。大きな影響はなく、影響があるとしたらスタッフの合流が1日遅れたことくらいでしょうか。合宿を続けるという意味では安全面を考慮して、承認をもらわないといけなかったが、すべてクリアになったので順調に進んでいます。


――合宿の最初の3日間で、ユニットごとの練習をする意図は?


まずはサマーキャンペーンに足らなかったことに全注力して、フォーカスポイントをクリアにしたい。エラーを減らさないとといけない。イタリア代表戦では56回のエラー、ターンオーバー26回だったことを考えるとユニットで集中した方が修正できると思った。


――新しいキャプテンは伝えたのか


決めましたが、本人に伝えていません。合宿の様子を見ながら発表していきたい。


――オフというか、3週間は選手に宿題を出したのか?


個々のプログラムは渡してあります。




――エディーさんは休めたのか?


自分としては、前回のサマーキャンペーンが終わった後 、憤りを感じていました。どちらかというと、チームではなく自分自身に関してとても大きな憤りを感じていて、個人的にイタリア代表戦に向けて、チームが準備しきれなかったことはとても残念でしたし、パフォーマンスに関しても本当に悔しい思いをしていました 。そこに関してはヘッドコーチである自分の責任を感じていて、今回は準備の部分をもっと丁寧にやっていきたいなっていうところを兼ねて休んではいません。




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