パシフィックネーションズ2024・カナダ代表戦に向けてラグビー日本代表はカナダで準備をしている。22日、練習を終えてPR竹内柊平(浦安D-Rocks)がオンライン取材に応じた。2023年のワールドカップスコッドから外れた悔しさ、今代表として役割を与えられそれに邁進している日々について話した。
――カナダに入ってスクラムの練習はどのくらいできているか?
テストマッチの前に強度は下げたくないので、人数が足りない中ですが、5対5だったり7対6だったりでスクラムは組むようにしています。もちろん8対8で組みたいところですが、自分たちが強みとしている低さだったり、コネクションだったりは8人いなくてもできることなので、まずはフロントローとロック、そしてフランカーを入れたときにしっかりできているかを繰り返しカナダ戦まで準備してます。
――今回はリーチさんがいない中でフォワードのリーダーシップを誰が担当していますか?
今回はハルさん(立川理道)がキャプテンではありますが、ポジションごとに、例えばディフェンスだったら下川甲嗣がリーダーとして仕事をしてくれていますし、スクラムは今僕がスクラムリーダーをもかせてもらっています。毎回毎回、全力で押せばいいというものじゃなくて、メリハリをつけて1回1回区切りをつけて、確実なスクラムを組んでボールを出すであったりを意識しています。
僕もまだ中堅、どちらかといえば若手の方なんですが、そういったメンバーにもしっかりと役割与えてくれて、自分たち若手からどんどんリードできるような、良い環境でやらせてもらっています。もちろん、ベテランの坂手さんもすごいサポートしてくれるし、坂手さん中心でリードして、チームはいい雰囲気です。