ラグビー日本代表はパシフィック・ネーションズカップのカナダ戦に向けて宮崎合宿を行っているが、15日、BKのキープレーヤーであるCTB/WTB長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)とWTBジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)が取材に応じた。バックスリーで今取り組んでいることとは。
長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
ーー3週間の休止期間は?
サマーシーズンの5連戦を振り返りました。振り返ってみて自分たちのチームそうですし、個人としても改めて課題を確認しました。もう一つはフィジカルのところで、試合が続くと筋力が低下するので、今までウェイトのところでボリュームを出したり、フィットネスのところも少し多くやって次のPNCに向けて準備してきました。
練習はしていたんですけど、個人だけの練習なんで、合宿期間に比べて量というのはだいぶ少なかったです。そういう意味では体もリフレッシュできたかなと感じています。
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長田智希
ーー今もパナソニックスポーツの社員としてやっていると思いますが、業務的なことはやっていますか?
業務は特になく、代表活動に専念させてもらえる環境を用意してもらっています。
ーー今回同じポジションの立川理道選手がキャプテンになりました。一緒にやっていて感じることは?
一つは、経験値が高く、いろいろな経験をされているのでチームがうまくいかないとか、練習とかでもあまりうまくいっていないなってときの声がけだったり、締めるときのハドルでの言葉遣い、声がけというのはうまいなあと感じました。
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PNCに向けリーチに代わりキャプテンを務める立川理道
プレーのところでもCTBでのハンドリングだったりコミュニケーションのところだったり僕自身学ぶことがたくさんありました。CTBとしてボールの動かし方というのは僕自身一つ課題だと思っているのでそこはたくさん学べるところがあります。
ーー立川理道選手というと2015年のワールドカップでの南アフリカ戦でプレーしました。そのときは高校生?
高校1年ですかね。(試合は)見ていないんですよね。朝起きて学校いったら、みんなが騒いでいたという感じでした。
ーー今のスコッドでBKの中ではキャップ数が上のほうです。若い選手が多く入ってきている状況の中で何か意識していることは
練習でWTBに入ることが多くて、そこで新しくきた大学生と同じポジションでやることがあるのですが、そういうところでは、当然かもしれないですけど、こういうときはこうした方がいいよというようなコミュニケーション取りながらやるようにしています。