22日のイングランド戦に向けて宮崎合宿を行っているラグビー日本代表。11日の練習後に齋藤直人が取材に応じた。先日4シーズンプレーした東京サントリーサンゴリアスの退団を発表した齋藤だが、その意図やこれからのプレーヤーとしての思い、そしてエディー・ジョーンズHCが掲げる「超速ラグビー」について話を聞いた。
SH齋藤直人
初めて実践で(超速ラグビーを)やって、U20がファイトして、高強度で試せた。いい部分と悪い部分があったが、トランジションの部分が良かった。
――声をよく出していたが
風邪かもしれない(苦笑)。何が超速か徐々に理解できてきて、最初、見たりしたが、やりながら覚えていって、理解が深まっていった。
――FWのポジショニングは9番が指示する
10番、9番ですかね。10番のサインを9番がFWに伝達して動かす。最後は本当に試合で何が起きるかわからないなかで、自分たちで意思疎通してスペースにボール運ぶ。
――サントリーのアタックに近い?
そうかもしれない。
――モメンタムを取っていく
誰がとかじゃないですが、スペースを取っていく。
――セットプレーも速い?
すべてのプレーの始まりはセットから。全部のプレーの起点もセットから。セットがないと起点が作れない。BKも2つ言われたポイントの一つだった。もう一つはインモーション。動き出しのところを言われていました。