手の内を隠して相手の土俵で戦って勝利したジャパン――ジョージア戦 SHOTA'S CHECK | ラグビージャパン365

手の内を隠して相手の土俵で戦って勝利したジャパン――ジョージア戦 SHOTA'S CHECK

2015/09/07

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


ジョージア戦はインターネット中継で観戦しました。
昨年11月の、アウェーで敗れた試合も見ていたので、「1年でよくここまで立て直したなあ」というのが一番の感想です。

ラインアウトの駆け引き、すべての局面から、勝とうとしている意識が伝わってきた


今回は、後藤翔太にひと味違う解説を楽しみにしている方の期待にはあまり応えられないかもしれません。つまり、一般の方と同じような感想になってしまうんじゃないかなあ、ということです(笑)。

スクラムは、それこそ「ワセダか?」と思うくらい低く組めていたし、相手があれだけでかくて重くても全然崩壊しない。接点も互角に渡り合っているし、ディフェンスラインもまったく崩されなかった。ホントにスゴいなあと感心しました。スクラムも、低く組むだけでなく、フッカーがフッキングしてエイトがピックしたりヒールアウトしたりするまでの流れ、ラインアウトの駆け引き、すべての局面から、勝とうとしている意識が伝わってきました。

もちろん、ワールドカップ前なので、サインプレーなどは全然見せていない。手の内を隠して、ジョージアの得意なフィジカル勝負の土俵で戦って、それで勝ったわけです。

 

エディーはプロとして結果を出すための仕事をしている。


エディーはワールドカップを最後に日本代表HCを退任することを発表しました。極端なことをいえば、次の仕事が決まっているんだったら、今回のワールドカップの成績なんかどうでもいい……そう考えたとしてもおかしくないかもしれない。

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