27日(日本時間28日)、ラグビーワールドカップ2023フランス大会のブロンズファイナルがサンドニで行われ、イングランドが26-23でアルゼンチンを破った。
イングランドは初の3位、アルゼンチンは2015年に続き2度目の4位。
2023/10/28
文●編集部
試合は前半、イングランドが3分にSOファレルがPGで先制。8分には相手陣22m線のラインアウトから3フェイズを重ねてNo8アールが左中間にトライ。ファレルがコンバージョンを決め、さらに13分にもPG。開始13分で13-0とリードを奪う。
リードされたアルゼンチンは23分、イングランドFBマーカス・スミスのところへのハイパントで攻め込み、WTBボフェリがPGを返し、3-13として反撃開始。29分にイングランドがPGを返すが、36分、自陣10m線のラインアウトからボフェリ-FLゴンザレスでブレイク。ゴール前にPRガジョが持ち込むと持ち出したSHクベリがポスト右にトライを決め、ボフェリの今バージョンも決まり、10-16と追い上げてハーフタイム。
ハーフタイムを挟んで再開した後半、試合は激しく動いた。
アルゼンチンのキックオフをイングランドSHヤングスが蹴り返したがこれがダイレクトタッチになり、アルゼンチンがラインアウトからアタック。いったんキックを蹴ったが、相手の蹴り返しをWTBマテオ・カレーラスがカウンターアタック。フェイズを重ねたところからSOサンチャゴ・カレーラスが相手HOダンとのミスマッチを突いてタックルを突破し、ポスト下にトライ。ボフェリの今バージョンも決まり、17-16とこの試合初めてリードを奪う。