15日(日本時間16日)ラグビーワールドカップ2023準々決勝、開催国のフランスと前回大会優勝の南アフリカの一戦が、スタッド・ドゥ・フランスで行われた。8万人に迫る大観衆が優勝候補同士の一戦を目撃した。
フランスが前半4分、PRシリル・バイユのトライで幸先良いスタートを切ったフランスだったが、2本のハイボールから8分、WTBアーデンセ、18分、CTBデアレンデにトライを許し7-12とされる。
追いかけるフランスはHOマウバカのトライで同点に追いつく。その後驚くべきプレーが見られる。FBトーマス・ラモスが蹴るコンバージョンキックの軌道に向かって、南アフリカWTBチェスリン・コルビがチャージ。2点を阻止したのだ。スコアは12-12のまま。
26分、南アフリカはCTBクリエルのグラバーキックを手中に収めたコルビがトライ。再び南アフリカがリードすると、31分、フランスもPRバイユが2本目のトライを決め19-19の同点とすると、前半終了間際に南アフリカLOエツベスがヘッドコンタクトでペナルティ。さらにイエローカードが出される。ラモスがPGを決めて22-19とフランスが3点リードして前半を折り返す。