12月30日、東大阪市花園ラグビー場では第95回全国高校ラグビー大会・2回戦16試合が行われた。その中から注目の試合をピックアップ!
大阪桐蔭(大阪第2)31-8 筑紫(九州、福岡)

大阪桐蔭をまとめる杉山主将
アタック、ディフェンス共にプレーの精度が高い大阪桐蔭は5トライで大きくリード。筑紫は、モールを軸に攻めこむが桐蔭の低いタックルが突き刺さりトライを奪えない。残り時間が1分を切り、勝敗はほぼ決まるも筑紫は最後までトライを狙いにいく。すると、後半終了間際、NO8久保山が意地のトライを決めノーサイド。
光泉(滋賀) 17 - 19 國學院栃木(栃木)

光泉・溝尻は2回戦のようにPGを決めることができなかった
14-12と國學院栃木が二点リードで迎えた後半14分、國栃FB安藤が相手ディフェンス3人を振り切りトライ。19-12とリードを広げる。しかし20分、國栃FBにシンビンが適用され光泉が一人多い状態に。このチャンスを活かしたい光泉は果敢にアタックをかけるもトライを奪うことができない。しかし29分、光泉は途中出場の25が左隅にトライを決め17-19。コンバージョンキックを蹴るのは、溝尻。一回戦の東海大相模戦では40mの逆転PGを決めている。試合時間は30分を超え、最後のワンプレー。溝尻がキックしたボールはゴールポストを超えることなくノーサイド。國學院栃木が昨年、シード校初戦敗退という悔しい記憶を勝利で払拭した。