前節、東芝ブレイブルーパス東京に敗れて連勝が5で止まったクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。2月7日、Byeの週明けの第7節は浦安D-Rocksをホストのスピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)に迎えた。
雪が降る中の一戦となったが、スピアーズがFW戦で有利に戦うと、BK陣も躍動し、WTB山田響、SH藤原忍らがトライを挙げて前半は31-7で折り返した。その後もキャプテンのNO8マキシ ファウルアがハットトリックの活躍を見せて48-14で快勝。“えどりく〟での連勝記録26に伸ばした。

ハットトリックを決めたマキシファウルア
試合後に先発したCTB廣瀬雄也と、途中出場のLOルアン・ボタに話を聞いた。2人とも先日発表された日本代表候補に名を連ねた選手だ。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ CTB廣瀬雄也

廣瀬雄也
――日本代表から戻ってきて
戻ってきてすぐはチームにあまりフィットできなくて、ケガもちょっと重なって気持ち的にも……でした。ただ試合を重ねないとわからない部分もあり、今日は(先発で出場して)すごくフィットできたかなと思います。
――代表候補に入って少しホッとした?
はい。今回は選ばれましたけど、昨シーズンは最初の方は(日本代表)呼ばれてなかったので、これからがリーグの一戦一戦がすごく大事になってくので、しっかりと自分と向き合って少しでも、チームに貢献できるようにやっていきたい。

――前節は敗戦したもののこれで6勝目。今シーズン、スピアーズは調子がいいがその要因は?
一人一人のフィジカルがすごく相手を上回っているので、FWがあれだけ前に出てくれたらBKもスキルで一つ一つ丁寧にやればいいだけだったので、(今日の試合は)しっかり我慢すればといいう試合だった。BKもFWが前に出てくる前提で、(FWが)前に出られなかったとしても、キックなどBKでどうやって対策するかっていうプランもいくつかありました。
――プレースキックも蹴っていましたね
ナード(フォーリー)、シューター(スティーブンソン)が替わって、押(川)くんが蹴ると言っていたのですが、(4番目のキッカーだった)僕が急に蹴ることになった。(プレースキックの)練習します!
LOルアン・ボタ

ルアン・ボタ
――今日の試合、しっかりFWが前に出ていました
雪が降っている天候だったので、相手が関係なく、FW戦になると思っていました。
――前の試合の敗戦を振り返って、この試合で修正したことは?
東芝は簡単に、いろんなことをさせてしまった。質の高い相手だからこそ好きにさせてしまうとやられてしまうので、プレッシャーのかかる場面を吸収して、しっかり役割を遂行することが大事でした。

――日本代表候補になりましたが?
個人的には別に名前があくまでリストされただけです。代表選の前にリーグ戦はまだいっぱい残っていますし、自分としては、まずその週ごとに集中してやっていって、代表戦が始まったら、マックスに、フルにやっていきたい。
――昨秋の代表活動はケガだった?
左膝のケガだった。(代表)資格はあったが、ケガで代表活動はできなかった。

――オーストラリアで開催されるワールドカップに出てみたい?
あまり先を見据えたくないですが、小さい頃からワールドカップを目指したいと思っていますし、(もし日本代表に)選んでもらえるのであればワールドカップを目指していきたい。
――現在、日本代表候補には多くの良いロックがいますね
代表候補に選ばれているロックは良い選手もいますし、本当に日本人選手のロックもいい選手もいます。エディーさんがどういうふうに選ぶのかは興味深いです。チーム文化を築いていって、ワールドカップを目指していくという形にはなると思います。エディーさんとはそんなに連絡をとっていないですが、代表活動よりもリーグワンに集中して、スピアーズの方でベストな状態を保てば、自ずと結果は付いてくると思っています。
斉藤健仁スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当する。リーグワン、日本代表を中心に取材。 プロフィールページへ |

斉藤健仁