10日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1、昨年準優勝の埼玉パナソニックワイルドナイツはホーム熊谷に横浜キヤノンイーグルスを迎え、開幕戦を戦った。プレシーズンから手応えを感じていたイーグルスが、王者ワイルドナイツにどんな戦いを見せるか注目されたが、試合は序盤からワイルドナイツが圧倒した。
前半3分にSO松田力也のPGで先制したワイルドナイツは8分、敵陣ゴール前のラックからすっぽり空いたスペースにSH小山大輝がボールを持ち込みトライ。つづけて10分にはFLラクラン・ボーシェがトライを決め17-0とリードする。これでは止まらず14分、WTB野口竜司の突破から松田力也のキックパスをキャッチしたFLベン・ガンターがトライを決め22-0と大きくリードを広げた。
立て続けにトライを許したイーグルスは、空いたスペースにボールを運び細かなパスをつなぎ攻め込むがなかなかスコアすることができなかったが、28分、ようやくWTB松井千士のトライで息を吹き返すと、前半終了間際、WTBイノケブルアのトライで22-12と10点差にして前半を終えた。