18日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1はプレーオフ準決勝が行われた。王座奪還を狙う埼玉パナソニックワイルドナイツは、プレーオフ準決勝で横浜キヤノンイーグルスと対戦した。
序盤、WTB竹山晃暉、LOジャック・コーネルセンの連続トライでリードするも、SO松田力也のキックが安定せずコンバージョンが2つとも決まらない。さらに前半の終盤、ゴール前まで攻め込むも取り切れず13-3と点差をつけることができないまま前半を終えた。
後半に入るとイーグルスの反撃にあい、2つのトライで逆転され迎えた18分、SO松田力也がハーフウェイ付近から相手のディフェンスのギャップをついてブレイク。一気にゴール前数mまでボールをキャリーすると、CTBダミアン・デアレンデがボールをピックしてトライ。松田のゴールも決まって20-17と再逆転に成功。
後半の終盤畳み掛けるワイルドナイツは敵陣での時間帯が続くが、イーグルスもゴールラインを超えさせず、結局そのままスコアは変わらずノーサイド。20-17でワイルドナイツが勝利し、2季ぶりの優勝に王手をかけた。