18日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1、横浜キヤノンイーグルスは今季未勝利の埼玉パナソニックワイルドナイツに対して肉迫する戦いを見せた。後半連続トライを決めると、SO田村優の精巧なコンバージョンキックが決まりワイルドナイツを上回った。後半19分、ワイルドナイツに再び逆転を許し3点差を追いかけるもそのまま試合終了。17-20で準決勝敗退となった。司令塔、田村優は「(勝負の)綾を掴むところで掴みきれなかった」と試合後話した。
――沢木監督はベストゲームだと話していました
勝っていないので。きっちりプランを信じてやれば勝てない相手はないと(言ってきた)。みんな言葉で言うより体で感じた方が、そういうことを言っていたんだなとわかると思う。歴史が浅いクラブなので、これもいいレッスンになったと思います
――プラン通りいった
ぼちぼち。綾を掴むところで掴みきれないところがあった
――沢木監督が「はめかけかけた」と話していました。
彼らのゆとりは感じた。けど、ちょっと焦らすところまでいっていたと思うので、勝つにはあと一つ要素が必要だと感じた。
――最後はボールを継続して勝とうとした?
いや、3点だったので、同点にどう持っていくのかと、同点に持っていきたいけど相手にトライ取られなくないので、難しいところでした。
――相手がペナルティーをしない強さがあった
もともと、何回もチャンピオンになっているチームだし、ゲームを読む力を一人ひとりもっていた。そこはうちも見習うべきだが、すぐできるところではない。経験から選手が感じてやっていくしかない。