11日、第59回全国大学ラグビー選手権大会3回戦、早稲田大学(関東対抗戦3位)対東洋大学(関東リーグ戦3位)の一戦が秩父宮ラグビー場で行われた。
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今シーズン、リーグ戦で「台風の目」となった東洋大。昇格組ながら開幕戦でいきなり昨年優勝の東海大をジャイアント・キリング。さらに日大にも勝利。試合を重ねるごとに自信をつけ初の選手権出場と勢いに乗るチームだ。
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対する早稲田は、早明戦に敗れ、試合間隔が短い中での調整。さらに相良昌彦キャプテンが欠場。チームを託された吉村紘バイスキャプテンは「正直、相当怖かった。みんな、早稲田がここで負けてはいけないというプレッシャーから相当、緊張感を持って1週間、過ごしてきた」という。