早稲田全勝キープ!接点で帝京を圧倒し快勝 | ラグビージャパン365

早稲田全勝キープ!接点で帝京を圧倒し快勝

2020/11/02

文●編集部


11月1日、秩父宮ラグビー場では、ラグビー関東大学対抗戦、今節注目の一戦、早稲田大と帝京大の全勝対決が行われ、昨年覇者の早稲田が、強力な帝京FW陣に対しても接点で優位にたつと、決定力あるBK陣が帝京ディフェンスを崩してトライを量産。またFW戦でも、ショートラインアウトからモールを組んで確実にトライにつなげ、45-29で快勝し、全勝をキープした。

HIGHLIGHT

SCOREBOARD

関東大学対抗戦 2020.11.01 秩父宮
  • SCORE
  •  
  • TRY(5)
  • G(2)
  •  
  • 前半9分 T 12.平井亮佑
  • 前半10分 G 10.吉村紘
  • 前半14分 T 7.村田陣悟
  • 前半15分 Gx 10.吉村紘
  • 前半37分 T 6.坪郷智輝
  • 前半39分 G 10.吉村紘
  • 後半13分 T 13.長田智希
  • 後半14分 G 10.吉村紘
  • 後半17分 T 14.槇瑛人
  • 後半18分 G 10.吉村紘
  • 後半25分 T 6.坪郷智輝
  • 後半26分 G 10.吉村紘
  • 後半37分 T 11.古賀由教
  • 後半39分 Gx 10.吉村紘
  •  
  • PENALTY
  • PK(14)
  • FK(0)
  • SCORE
  •  
  • TRY(7)
  • G(5)
  •  
  • 前半18分 T 12.押川敦治
  • 前半19分 G 15.奥村翔
  • 前半25分 T 8.奥井章仁
  • 前半26分 G 15.奥村翔
  • 前半29分 T 6.リッチモンド・トンガタマ
  • 前半30分 Gx 15.奥村翔
  • 後半20分 T 11.尾﨑泰雅
  • 後半21分 Gx 15.奥村翔
  • 後半42分 T 21.杉原駿
  • 後半42分 Gx 15.奥村翔
  •  
  • PENALTY
  • PK(7)
  • FK(1)
  • COMMENT

    早稲田大学 相良南海男監督


    帝京大の重くて力強いプレーにどうディフェンスで対抗していくかということをテーマに試合に臨みました。選手が接点で前に出てくれて、我慢強くディフェンスしつづけたことが勝利につながったと思います。


    ――このゲームをシーズンとしてどう位置づけていましたか


    相良 今年の対抗戦は例年と違って、自分たちの現在地を一戦一戦はかっていかなければならないと思っていますので、今日は重く強いチームに対して、自分たちが積み上げてきたものがどこまで通用するのか、相手云々というよりもそういう部分を見ていました。選手たちはしっかりしたマインドをもっていて、前の部分で接点をもって、今日のところは通用する部分があったのでチームとしては非常に手応えを感じることができた試合でした。


    ――トライのとり方を工夫した試合に見えました


    相良 今回はトライの取り方は色々と考えながらやりました。そういうかたちが出せた場面があったので、今週準備した成果かなと思います。

    ――ラインアウトショートモールが効果的でした


    相良 仕掛けるという意味でいろいろなオプションをもっていないといけないということで相手には高い選手いるので、今回プレーを選択したということになります。

    ――SO吉村選手の本日のプレーの評価


    相良 非常に落ち着いてボールの運ぶ位置、キックなどうまくゲームメイクできたかなと思います。この4戦で彼も落ち着いてきて良さがだんだん出てきたかなと思います。

    ――坪郷選手起用の意図


    相良 坪郷には、細かいこと抜きに強い相手に対して体張ってタックルしてくれ、ということに期待して起用しました。初出場に動じず、しっかり体を張ってくれて素晴らしい働きをしてくれたと思います。
     

    早稲田大学・NO8丸尾崇生キャプテン 

    この試合のテーマとして接点ということと、ディフェンスを我慢強くやりつづけるということでした。それを、早稲田全員が80分間通してやりつづけたことが今日の結果につながったと思います。

    ――ブレイクダウンでの感触は


    丸尾 過去3戦と比べても、非常に強度高かった。来ることはわかっていたのでこちらから仕掛けるマインドを持ち続けることができたので良かった。強かったですけどそれに対して戦うことができたのかなと思います。

    ――坪郷選手の人柄は?


    丸尾 やさしい男です。それでいてプレーになると、狂気じみた気持ちを出して、プレーをしてくれるのが坪郷の良いところだと思います。対抗戦、初出場、初帝京、初秩父宮でしが僕は何も心配していなくて彼はやってくれるだろうと思いました。

    ――この試合にむけて『緊張』の張り紙を出していた意図は


    丸尾 ここがまず一つ目の勝負どころだと思ってました。例年ですと、早慶戦あたりから出すのですが、いい緊張感の中でグラウ ンドでも練習できたかなと思います。


    ―― 先制したあと、チームがいい方向に立て直しができたのは?


    丸尾 自分たちがトライしようと相手がトライをしようと、自分たちが立ち返るのはディフェンスの部分。接点で前にでようとやり続けることがこういうことになったと思います。

    早稲田大学・FL坪郷智輝(MOM)


    キャプテンが言ったように接点で前に出て、接点で勝つというのをテーマにしていました。僕自身そこが強みで、そこで負けたらこの試合には勝てないと思っていました。勝ち切れたというのが試合の勝利につながった。

    ――あるOBの方が「四年生の意地」を見せる試合だと言われていましたが、そういう意味で今日のプレーはどうでしたか?


    坪郷 自分の持ち味、しっかり出せたかなと思います。次の試合にむけてもっと強度あげて準備していきたい。


    ――大事な帝京大戦に初出場をして、初トライをあげて、MOMを獲得した感想は


    坪郷 率直に嬉しいです。前日、今日と緊張していました。みんなが大丈夫と言ってくれてすごくリラックスして試合に臨めたことが良かった。

    帝京大学・岩出雅之監督


    今日は秩父宮という素晴らしい舞台で今シーズンはじめてやらせてもらえるということで、昨年の対抗戦から、一年ぶりですが、学生たちがどのように頑張ってくれるのか楽しみにしていました。緊張している選手たちを久しぶりに見ました。それがいい方向に、うまくコントロールできてゲームをやってくれることを期待しました。

    結果的に早稲田さんの素晴らしいプレーに敗戦を喫しましたけど、こういう苦い経験、特にブレイクダウンでの攻防、チームとしてはこれまでの積み重ねてきたものがありますが、実際にやってみて感じることを、負けた直後で選手たちもまだ落ち着いていないと思いますが、次に役立ててくれるように勝敗だけでなくて、帝京大学ラグビー部の選手たちに財産となる試合になったと思います。本気でやってぶつかって結果、今シーズン最高の悔しい思いをしています。これからの成長してくれることに期待しています。

    ――いいところがあったようにも見えましたが、ハーフ団で強みをだしきれてなかったような印象を受けましたが。


    岩出 緊張感の中で選択の判断、タイミングやプレーのタイミングが微妙に違ってくることが多々あると思います。気負いというか、選手たちは落ち着いてやっているつもりでも力が入りすぎてしまうこともあると思います。激しさといい意味での、うまい力の抜き方、こういう厳しいゲームの連続で勉強させてもらうかなと。そういう意味では、学生にとっては教訓になるゲーム、次につながるゲームだったと思います。

    ――次の試合にむけてどのような練習を考えていますか


    岩出 試合終わった直後に、まずは選手たちが次の試合にむけた気持ちを切り替えるのはそう簡単ではないので、今日、明日はしっかり体と心をいやして、しっかり心の面で充電して次に試合にむかっていくことが大事だと思います。スキル面、作戦面、といろいろありますが、土台となる精神面、体を整えることが一番。選手たちにリカバリーをしてもらいます。


    帝京大学・FL松本健留キャプテン


    今シーズン初めての秩父宮での試合となりました。監督からもありましたが、自分たちの緊張感もあって、自分たちが準備してきたプレーがなかなかできなかった。早稲田さんの速い展開と粘り強いディフェンスに受けてしまって、自分たちのペナルティーや規律を守れない部分などがあり、強みがだせない苦しいゲームでした。この敗戦をしっかり受け止めて、もっともっと自分たちに対して厳しく、もっと厳しいプレーで勝利ができるように次の試合にむけて準備していきたい。

    帝京大学・FB奥村翔ゲームキャプテン


    本日の試合は自分たちの今の実力、レベルがわかった試合でした。帝京大学としましては、これまでやってきたことやりきるということテーマに臨みましたが、早稲田さんの激しいブレイクダウン、そこで帝京が反則を繰り返してしまい敗戦につながってしまいました。この試合で得られたことをしっかり次につなげていきたいです。

    ――立ち上がり2本(トライを)取られたのですがその後、ペースをつかみかけたと思われましたが、ペースに乗り切れなかった要因は?


    奥村 (トライを)2本とられたましたが、もう一度立ちなおすことできたのは敵陣でプレーし続けることができたからだと思います。その後、うまくいかなかった時間が来たのは、早稲田のディフェンスに対して、自分たちが我慢できなかったことが原因だと思います。

    ――早稲田のディフェンスに対して我慢ができなかった、その理由はなんだと思いますか。


    奥村 自分たちがやってきていたことは、走りきるということでしたが、FW、BKともに足がとまってしまった。自分たちがなかなか足らなかったと思います。緊張感という、秩父宮はじめてということもあって、足が回らなかった。

    GALLARY

    前半9分、CTB平井のトライで早稲田が先制

    前半9分、CTB平井のトライで早稲田が先制

     

    角度を変えて入ってきたCTB長田がビックゲイン。

    角度を変えて入ってきたCTB長田がビックゲイン。

     

    そのボールを繋いで最後はFL村田が右隅にトライ

    そのボールを繋いで最後はFL村田が右隅にトライ

     

    帝京は敵陣ラインアウトからフェイズを重ね、前半18分CTB押川がトライ

    帝京は敵陣ラインアウトからフェイズを重ね、前半18分CTB押川がトライ

     

    前半25分、ラインアウトモールからルーキーNO8奥井(1年)がトライ。コンバージョンも決まって帝京が逆転。

    前半25分、ラインアウトモールからルーキーNO8奥井(1年)がトライ。コンバージョンも決まって帝京が逆転。

     

    前半37分、ショートラインアウトから早稲田がモールで押し込み、FL坪郷がトライ。角度あるところからのコンバージョンをSO吉村が決め19-19の同点として前半を終える。

    前半37分、ショートラインアウトから早稲田がモールで押し込み、FL坪郷がトライ。角度あるところからのコンバージョンをSO吉村が決め19-19の同点として前半を終える。

     

    後半13分、帝京陣内で早稲田が攻勢をかける、速いしかけからCTB平井がオフロードパス。

    後半13分、帝京陣内で早稲田が攻勢をかける、速いしかけからCTB平井がオフロードパス。

     

    FB南、CTB長田とわたり、そのままトライ

    FB南、CTB長田とわたり、そのままトライ

     

    さらに後半17分、早稲田はWTB槇のトライでリードを広げる

    さらに後半17分、早稲田はWTB槇のトライでリードを広げる

     

     

    リード許した帝京は後半20分、WTB尾﨑のトライで追い上げる

    リード許した帝京は後半20分、WTB尾﨑のトライで追い上げる

     

    後半25分、早稲田は再びゴール前ラインアウトからモールを組んで前進。FL坪郷がそのままグラウディングしてトライ

    後半25分、早稲田は再びゴール前ラインアウトからモールを組んで前進。FL坪郷がそのままグラウディングしてトライ

     

    帝京は後半34分、相手ゴール前でのラインアウトモール。キャプテン松本がボールを運ぶも、モールが割れてしまいオブストラクションとなり万事休す。

    帝京は後半34分、相手ゴール前でのラインアウトモール。キャプテン松本がボールを運ぶも、モールが割れてしまいオブストラクションとなり万事休す。

     

    後半37分、早稲田のフィニッシャーWTB古賀が勝利を決定づけるトライ

    後半37分、早稲田のフィニッシャーWTB古賀が勝利を決定づけるトライ

     

    PLAYERS 帝京大学

  • 1 近藤芽吹(4年)後半24分 OUT → IN 17清水岳
  • 2 江良颯(1年)後半24分 OUT → IN 16李承爀
  • 3 渡邉元太(4年)後半32分 OUT → IN 18上杉太郎
  • 4 アレクサンダー・マクロビー(2年)
  • 5 山川一瑳(2年)
  • 6 リッチモンド・トンガタマ(3年)
  • 7 上山黎哉(3年)後半18分 OUT → IN 20松本健留
  • 8 奥井章仁(1年)後半21分 OUT → IN 19久保克斗
  • 9 土永雷(4年)
  • 10 高本幹也(2年)後半19分 OUT → IN 22北村将大
  • 11 尾﨑泰雅(4年)
  • 12 押川敦治(3年)後半26分 OUT → IN 23岡村晃司
  • 13 人見太基(3年)後半39分 OUT → IN 21杉原駿
  • 14 木村朋也(4年)
  • 15 奥村翔(4年)
  • 16 李承爀(4年)
  • 17 清水岳(4年)
  • 18 上杉太郎(1年)
  • 19 久保克斗(4年)
  • 20 松本健留(4年)
  • 21 杉原駿(3年)
  • 22 北村将大(4年)
  • 23 岡村晃司(4年)
  • PLAYERS 早稲田大学

  • 1 久保優(4年)後半34分 OUT → IN 17横山太一
  • 2 宮武海人(3年)後半36分 OUT → IN 16川﨑太雅
  • 3 小林賢太(3年)後半24分 OUT → IN 18阿部対我
  • 4 大﨑哲徳(3年)後半18分 OUT → IN 19桑田陽介
  • 5 下川甲嗣(4年)
  • 6 坪郷智輝(4年)後半36分 OUT → IN 20田中智幸
  • 7 村田陣悟(1年)
  • 8 丸尾崇真(4年)
  • 9 小西泰聖(2年)後半31分 OUT → IN 21河村謙尚
  • 10 吉村紘(2年)
  • 11 古賀由教(4年)
  • 12 平井亮佑(4年)後半34分 OUT → IN 22安部勇佑
  • 13 長田智希(3年)
  • 14 槇瑛人(2年)後半21分 OUT → IN 23河瀬諒介
  • 15 南徹哉(4年)
  • 16 川﨑太雅(1年)
  • 17 横山太一(3年)
  • 18 阿部対我(3年)
  • 19 桑田陽介(3年)
  • 20 田中智幸(3年)
  • 21 河村謙尚(3年)
  • 22 安部勇佑(4年)
  • 23 河瀬諒介(3年)
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