昨年日本一の早稲田、青学のDFに苦戦しながらも勝利 | ラグビージャパン365

昨年日本一の早稲田、青学のDFに苦戦しながらも勝利

2020/10/06

文●編集部


10月4日に開幕した関東大学ラグビー対抗戦。昨年、大学日本一を果たした早稲田は青山学院と対戦。新チームとして初の公式戦、青山学院の粘り強いディフェンスに攻めあぐんでいたが、後半自力の差を見せ突き放し、47-21で勝利し開幕戦を終えた。

HIGHLIGHT

「開幕戦無事勝利できたことをポジティブに」早稲田大学・相良南海夫 監督

今日、こうやって開幕を迎えられたこと嬉しく思っています。開幕戦を観客のいる秩父宮で迎えられたことを本当に嬉しく思います。コロナ禍の中で選手も期するところが大きすぎて終始固くなっている試合だと思いましたし、ミスも多く流れをなかなかつかめなかったですけれども開幕戦を無事に勝利できたということをポジティブにとらえて次に向かっていきたい。



――ディフェンスにフォーカスしていたと言われていましたが、21失点となったことについては


トライはインターセプトと、余計なプレーからということが多かったので、ディフェンスシステムが崩れてというものではなかった。そこに関しては、問題視していない。PGで加点されているというのが、規律のもの、ペナルティー、ブレイクダウンまわりの反則が気になります。そこは映像をもう一度見てレビューしたいと思います。


――中6日での前半3連戦、メンバー選考に影響ありますか。


それは、我々だけでなく、他のチームもイコール条件でやっていますので当然、怪我の状況、コンディションの状況をみていい状態の選手を使っていきたい。選手権に入っていけば当然、タフな試合が続くと思っています。こういう過密日程の中で、メンタルもフィジカルも鍛えていきたい。今年は春も夏もなかったので。そんなに大きな怪我人もなく序盤の三試合を終えたいと思います。ラグビーですから何が怒るかわからないので。怪我なければいいなとは思いますが。


――今日の試合でもラインアウト、フェイズを重ねるなど、早いセットからの攻撃は特別意識付けしていますか。


相手より早いセット、今年だけでなく昨年から取り掛かっています。まだまだ自分たちの流れに引き寄せられていないのは課題があるかなと思います。もっともっとそういうところから、相手より早くセットして仕掛ける、成長させていきたい。


――実際に公式戦を戦ってみて、選手たちのフィジカル面での手応えはありますか。


今日の試合に限って言えば、相手より若干走り勝てたかな。という感じです。


――ブレイクダウンの判定についてどう感じたか。


実際は選手たちがどう感じたかという部分になりますが、レフェリーのジャッジ、基準、その流れでいくので、ゲームの中で修正しなければならない。本来ユニットで動かなければならないのが足りなかった。お互いの役割を動きながら認識できなかったことがペナライズにつながったかなと思います。


――初めて対抗戦に出場した選手や、全体的に印象に残っているプレーなどはありますか。


全体的に初出場メンバーは硬かった。赤黒(のジャージー)を着るというのを目標にしていると思いますが、こういうチャンスをものにできるようなアピールできたかという点においては少しおとなしかったかなと感じます。1年生の村田はいいボールキャリーで流れを作ってくれたので今後の期待感は持てました。



「自分たちから仕掛けないといけないことがわかった」早稲田大学・NO8丸尾崇真キャプテン

監督と同じようにこのように開幕戦を無事に迎えることができて嬉しく思います。試合内容についてはミスも多く、浮足立ってしまったところもありましたが、次の試合にむけて修正して準備していきたい。


――準備が十分にできない状況で迎えて開幕戦でしたが、今日の試合で得られたものや課題に感じたものは


実戦形式での練習が少ない中で迎えた試合だっただけに、難しい面はありますが、試合の中で成長していけたらよいと思います。試合については、自分たちから仕掛けないといけないことはわかったのでミスすることはあまり気にせずにアタックマインドをもって攻めていけばいい。課題はファーストプレーでもう少し強くいかなければならない。


――今日のゲームを終えて

今日の試合を来週の試合につなげるように、また一週間やっていきたい。


――ブレイクダウンについて

試合中でも二人目のサポートは青学の方が早かった。そこは完璧に修正することができていなかった。


PHOTO GALLARY

青学大の試合前のハドル。カチッとまとまって見えた

青学大の試合前のハドル。カチッとまとまって見えた

 

青学大SH山同。リズムよくボールをさばいた

青学大SH山同。リズムよくボールをさばいた

 

前半3分、早大はラインアウトからWTB古賀が逆サイドを突破

前半3分、早大はラインアウトからWTB古賀が逆サイドを突破

 

素早いサポートでパスを受けたFL田中が先制トライ

素早いサポートでパスを受けたFL田中が先制トライ

 

青学のディフェンスに攻めあぐんだ早大だったが、前半27分、早大はモールを押し込みPR小林がトライ

青学のディフェンスに攻めあぐんだ早大だったが、前半27分、早大はモールを押し込みPR小林がトライ

 

トライをあげた小林は直後の青学キックオフを猛然とリターン

トライをあげた小林は直後の青学キックオフを猛然とリターン

 

SH小西は相手タックルを受けながらオフロードパス

SH小西は相手タックルを受けながらオフロードパス

 

受けたのはエースWTB古賀。捕った瞬間にはトライを確信し、この表情。

受けたのはエースWTB古賀。捕った瞬間にはトライを確信し、この表情。

 

対抗戦初先発のSO吉村がコンバージョンを決めて19-0

対抗戦初先発のSO吉村がコンバージョンを決めて19-0

 

19点をリードされた青学大だったが、ディフェンスの出足は衰えなかった

19点をリードされた青学大だったが、ディフェンスの出足は衰えなかった

 

35分、WTB衣笠が相手パスをインターセプトして約80mを独走反撃のトライ

35分、WTB衣笠が相手パスをインターセプトして約80mを独走反撃のトライ

 

後半8分、早大WTB⑭槇が相手タックルを飛び越えてトライ

後半8分、早大WTB⑭槇が相手タックルを飛び越えてトライ

 

後半12分、青学大SO桑田がトライを返す。このあとPGも蹴り込み21-26の5点差に迫る

後半12分、青学大SO桑田がトライを返す。このあとPGも蹴り込み21-26の5点差に迫る

 

後半21分、早大は途中出場で入ったばかりの1年生FL村田がパワフルに突破

後半21分、早大は途中出場で入ったばかりの1年生FL村田がパワフルに突破

 

そこを起点にSO吉村がトライ

そこを起点にSO吉村がトライ

 

後半34分、こちらも途中出場2年生WTB今駒がトライ

後半34分、こちらも途中出場2年生WTB今駒がトライ

 

後半38分、早大はCTB13.松下が仕上げのトライ

後半38分、早大はCTB13.松下が仕上げのトライ

 

早大はさらにWTB古賀がトライを狙うが青学WTB⑭大村がタックルで阻止

早大はさらにWTB古賀がトライを狙うが青学WTB⑭大村がタックルで阻止

 

最終スコアは47-21。だがスコアほどの差は感じなかった

最終スコアは47-21。だがスコアほどの差は感じなかった

 

MOMは早大S0吉村が受賞した

MOMは早大S0吉村が受賞した

 

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