RUGBYJapan365ではわたSHIGA国スポ2025のラグビー女子7人制の決勝トーナメントを現地取材。本誌が独自に選出した大会MVPと、大会で強いインパクトを残した選手たちをドリームセブンとして選出。以下に紹介する。(なお取材できたのはDAY2のみにつき、DAY1で日程を終えた北海道、青森、宮城、徳島は選考対象に入っていないことをお断りします)
MVP・大谷芽生 おおたに・めい 山口県(ながとブルーエンジェルス 25歳 158/58)

大谷芽生
後半、この人が入ってくると思うと、相手はリードしていても落ち着かないはずだ。三重との準決勝では7-14とビハインドで折り返した後半の頭から平野優芽とともにピッチに入ると、2分に自陣10m線付近のスクラムから豪快な中央突破で相手に指先も触れさせない60m独走で同点となるトライを決め、4分には相手タックルを浴びながらトライライン手前まで突き進み、室越香南の逆転決勝トライをアシストするオフロードパス。

大谷のオフロードパス
福岡との決勝でも5-14とリードされた後半2分に登場し、強烈なキャリー&オフロードパスで追撃のトライをセットアップと、ゲームの流れを決定づける活躍を見せ続けた。2028年の時期五輪の開催地はロサンゼルス。オオタニサンはラグビーでもLAっ子を熱狂させる。