ラグビー日本代表は、ラグビーワールドカップ2023フランス大会第2戦イングランド戦の試合登録メンバーを発表した。ふくらはぎの違和感から初戦を欠場した姫野和樹キャプテンが先発。レッドカードで試合出場停止となっていたFLピーター・ラブスカフニも先発。FWでは、堀江翔太が先発、坂手淳史をリザーブに。BKでは、長田智希が先発しディラン・ライリーがリザーブという布陣で挑む。
イングランド戦試合登録メンバー
姫野和樹キャプテン
――前回の試合は出場できませんでした
前回(ふくらはぎに違和感があり)リスク回避した形となったが、1試合スキップした分、フレッシュですし、コンディション的にはいい。イングランド戦は、キャプテンとしてパフォーマンスを出すことが重要で、パフォーマンスでリーダーシップを発揮したい。
――イングランド相手にどんな準備してきた
(イングランド相手に)自分たちの準備100%やってきたし、あとは本当にやるだけ。ブレイブという言葉を使って、チームをリーダーシップを持って引っ張ってきて、勇気を持って自分たちのプレーをし続けるマインドセットが大事です。
――2019年W杯と流れが似ています。イングランド戦の位置づけは?
毎試合、重要な試合です。僕らは100%、120%の準備をすることです。
ジェイミー・ジョセフHC
――HO堀江、CTB長田を先発起用しました
翔太はすばらしい経験をたくさん持っています。イングランドはセットプレーが強いので、彼の経験を活かすことに価値があるし、チームとしても自信を持てる。4回目のW杯という経験には価値がある。長田はユーティリティーとして使ってきて、色々なコンビネーション試してきたが、ヤングガイだがフレッシュな選手で、チリ戦でも活躍してくれたので今後も期待したい。
――マシレワ、ジョネがハイボールに重きを置いて練習したと話していたが
ハイボールがたくさん来ると思っています。キッキングゲームが重要になってくる。プレッシャーをキックでかけてきて、相手の試合運びでは大きい部分だと思います。2人はずっと練習してきたし成長してきたので取れる選手だと思っています。イングランド対アルゼンチンでもキックでフィールドポジションを取って、落としたらスクラムというゲーム展開だったので、(ハイボールでボールを)落とさないでやっていきたい。
――昨日のフランス対ウルグアイを見たと思いますが、アンダードッグがいいパフォーマンスをしています。
すごくウルグアイはティア2としていい試合をして、それは刺激を受ける部分でもあるし楽しむことができた。イングランドはまた違うスタイルのチームだし、ゲームコントロールが上手く、キッキングゲームも使ってくるしセットプレーも強い。スクラムでもプレッシャーをかけてくる。日本はしっかりバランスが重要なので、バランスをとりながら、プレッシャーを受けるところでもプレッシャーをかけることが大事です。
――FWパックは強いメンバーが揃ったと思います。