セミシ・マシレワ「夢のワールドカップに向けてベストを出すだけ」 | ラグビージャパン365

セミシ・マシレワ「夢のワールドカップに向けてベストを出すだけ」

2023/07/30

文●編集部


28日、ラグビー日本代表は、テストマッチでトンガ代表と対戦し21-16で勝利。今季初勝利を収めた。サモア戦は出場しなかったセミシ・マシレワはこの日11番で先発出場。ランとハイボールで存在感を見せると、後半貴重な追加点となるトライを決めた。

後半試合終了間際にパスをインターセプトされ、危うく逆転されそうになるも松島幸太朗のビッグプレーに救われた。試合後に話をきくと「タックルしてありがとうと(松島に)言いにいった。」と話した。

セミシ・マシレワのトライ

セミシ・マシレワのトライ



(ランは)自分の強みの一つだと思っているので、それを1週間やってきて出せて良かった。


――インターセプトされたシーン、パスしなくても良かったのでは?


それもラグビーの一つだと思います。絆をジャパンとして大事にしていて、タックルをやり切ること、つながることをやっていて、松島が絆を出してタックルをしてくれてよかった。(松島に挨拶に言っていたが)タックルしてありがとう、すごい瞬間にタックルしてくれてありがとうと言いに行きました。自分のパスでミスをしたけど御礼をいいたかった絆を大事に、お互いのために心がつながっていた。

マシレワのパスをタウモエペアウがインターセプト

マシレワのパスをタウモエペアウがインターセプト




――代表レギュラー定着に向けて


ジャージーを着る人、すべて責任を持ってプレーすることが大事。僕ではなく、レギュラーをとっても、それはその人がふさわしいと捉えている。エンジョイすること、いいプレーすることに重きを置いています。


――W杯でプレーすることは?


自分の目標であり、フィジーの後まで(スコッドの)ネーミングはされませんが、チームのためにパフォーマンスして手を挙げていきたい。(コーチ陣は)チームのためにベストな選択をすると思いますが、自分の夢であるW杯に対してベストを尽くすだけです。

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