ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2024」イタリア代表戦に向け試合会場の札幌ドームで前日練習を行った。練習後、ニール・ハットリーコーチングコーディネーターが取材に応じた。「イタリア代表は過去最高の世界ランクで自信をもっているが、自分たちだけにフォーカスして改善点をトレーニングしてきた」(ハットリーコーチ)
日本代表 ニール・ハットリーコーチングゴーディネーター
――先週を踏まえて、今週の改善点は
ジョージア代表戦は60分間、14人で戦わなければいけない点があったが、75分 で試合にまだまだ勝てるチャンスがあったことは良かった。選手たちは最後まであきらめないで取り組む姿勢、勝ちたい意欲はいいものがあったが、結果は悔しく思っています。
今週は自分たちにフォーカスしてトレーニングしています。イタリア代表は過去最高の世界ランクで、自信を持っているチームでしょう。自分たちだけにフォーカスして過ごしています。試合の立ち上がりはずっといいものがあるが、改善点はたくさんあると思っている。自分たちにフォーカスしながら改善点をトレーニングしています。
――イタリア代表と対戦する上で、気を付けないといけない部分は
イタリア代表は手強いアタックしてくるチームなので、ディフェンスにフォーカスしてきた。キックゲームが向上しており、さまざまなキックがあることを踏まえてディフェンスを精査しないといけない。ユニークなアタックをしてくるので対応できるディフェンスをやってきた。
――日本代表のコーチングコーディネーターに就任した経緯は?
2019年W杯に来日していて、日本のことが大好きになりました。自分のラグビー人生でも最高な9週間になりました。エディーといっしょに働くことはとても楽しいし充実していました。イングランドの後、ワラビーズでコーチングした後、エディーが日本代表ヘッドコーチに就任して、お声かけいただいて今回の就任にいたりました。
エディーから声を掛けられたときは簡単な選択で、参画したいと伝えた。日本のラグビーは過去5年間見ていますが、成長している。若手選手にもたらされているチャンスはめざましいものがある。自分としても違った形のラグビーや日本での生活を経験できることはすばらしいと思っています。